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メルマガ「共創コーチング®」未分類稲垣 陽子

【共創コーチング®︎コラム】どこに焦点を当てて集中するか?

おはようございます。稲垣陽子です。

実は、私にはあまり喜ばしくない習慣があります。
それは、料理を作りながら動画を見ることです。

夕ご飯や昼ご飯を作りながら好きな動画を見る。
私の気晴らしにもなります。

ながら料理のお落とし穴

でも、その習慣について
先日友人でヒーリングごはん研究家の
サニー早苗さんが出版した本、
「私を整えるごはん」を読んで大いに反省しました。

そこにはこんなふうに書いてありました。

「TVや動画、ラジオなどを見ながら料理をする方が増えていますが、
これは一見、2つ同時進行できて効率的なようで、
実はどちらも中途半端に終わってしまいがちな行為」

「・・料理そのものに細やかな配慮ができません。
食材の持つ特徴を把握しきれず、
活かしきれず、味がうまく整わなくなったり、
落ち着かない味に仕上がってしまうのです」

五感を働かしてみる

ふむ。確かにそうだな、と思ったので
実際にすごく集中して料理を作ってみました。

五感(視覚、聴覚、触覚など)を働かせて、食材を丁寧に扱います。
煮込んだ時には漂う香りに敏感になる。
塩をふる時には心の中で「おいしくなーれ」と唱えながら
食材の色や味の微細な変化に
気を配ってご飯を作ってみました。

するとめちゃめちゃ美味しいごはんができました。

そして、何よりも時短になったんです。
一品作るのにそれほど時間がかかりません。
パッパッと手際も良くなります。

今まで動画を見ながら料理を作っているつもりで
ちょくちょく、手が止まっていたということにも気が付きました。
台所に気づいたら1時間以上立っていて
数品しかできていない、なんてこともありました。

自分自身に焦点を当てる

今回のことで気づいたことは
集中することのメリット。

でも、ただ集中するだけではありません。
自分の五感を大事にしながら集中することです。

集中というと「脇目を振らずに一点に集中する」
など、出来事や成果に焦点が当たるイメージがありますが、
自分の五感を意識しながら集中しようとすると、
自分自身に焦点が当たります。

自分自身に焦点が当たると、
自己の所作や思考、感覚など、
一つ一つを大切に丁寧に扱いたくなるんです。

つまり自分を大切にすることにつながります。

「もう嫌だ!」
「つらい!」
など、ネガティブな感覚になって始めて
自分自身に焦点が当たる人が多いですが、
日々の何気ない日常から自分自身の五感に意識を向けて、
目の前の行動に集中すれば
もっと自分を大事にすることができるのかもしれません。

今週はぜひ五感を意識して
目の前のことに集中してみてください。
今ならではの「暑い夏」もお楽しみくださいね。

参考文献
「私を整えるごはん」サニー早苗著 wave出版
https://mshn.jp/r/?id=155863131&sid=4758

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