

おはようございます、稲垣陽子です。
先週、協業のご相談でA社さんと打ち合わせをする機会がありました。
A社さんからは、Bさん(男性)と、その部下であるCさん(女性)のお二人が参加されました。
私にとってはどちらの方も初対面でした。
この”コンビ”が私にとってなかなか強烈だったのです。
どんなふうに強烈だったかと言うと、部下のCさんが、すごくパワフル!
イメージをどんどん膨らませて、アイデアを練りだし提案してくるのです。
私自身も比較的パワフルな方だと思っていますが、思わず「気持ちいいな」と感じるくらい、スカッとした提案の連続でした。
自然と会話も、Cさんと私たち中心で展開していきました。
ところで、その間、上司であるBさんはどうしていたと思いますか?
興味深そうに、ニコニコしながらCさんの話を聞いていたのです!
おそらく、BさんとCさんの年齢差は軽く10歳以上は離れていると思われます。
こういう場合、上司が途中で話に割って入ってきたり、方向づけをしようとしたりするのがよくあるパターン。
でも、Bさんは違いました。
Cさんのアイデアに口を挟まず、急かさず、ただ興味深そうに話を聞いていました。
その姿は、まさに温かく見守っている、という言葉がぴったりでした。
Cさんの才能をきちんと認めていることがよくわかります。
CさんもそんなBさんを前に、躊躇することなく、持ち味であるパワフルなエネルギーで場をどんどん前に進めていました。
その関係性が、とても心地よく、私は上司であるBさんの「あり方」にとても興味を持ったのでした。
Bさんの「あり方」から私が学んだことは二つあります。
1)才能は安心の中で立ち上がってくる
人の才能が発揮されるとき、それはとても眩しく見えることがあります。
その分、眩しさがどこか異質なものとして感じたり、ときには、自分の無価値感が刺激されることもあるかもしれません。
そうすると、人は無意識に、その流れを止めたくなったり、見ないようにしたくなったりします。立場が上だったり目上だったらなおさら。
でも、Bさんは違いました。Cさんの才能を、そのまま信じて見ていたのです。
人の才能は、引き出すものというよりも、安心の中で、自然と立ち上がってくるものなのだと、改めて感じました。
2)待つことは、見守ること
私たちはつい、
「良い関わり=何かをすること」だと思いがちです。
何か言わなければ、何か貢献しなければ、と、つい喋ってしまったり、介入してしまう人は多いのではないでしょうか。
でも時には、待つこと、見守ることが、とても大きな関わりになることがあります。
話題に乗ってこなくても、ニコニコと見守ってくれているだけで、待つことになるのです。
ぜひ、今週は「待つ」「見守る」ことを意識してみましょう。
結果として「沈黙」が生まれるかもしれませんが、大丈夫。
まだみぬ新しい可能性がうまれてくるかもしれません。
では、今週も素敵な1週間をお過ごしください。