20th anniversary
記事一覧
メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子記事一覧

【共創コーチング®︎コラム】「見守る」人が場をつくる

 

おはようございます、稲垣陽子です。

パワフルな部下と見守る上司

先週、協業のご相談でA社さんと打ち合わせをする機会がありました。

A社さんからは、Bさん(男性)と、その部下であるCさん(女性)のお二人が参加されました。
私にとってはどちらの方も初対面でした。

この”コンビ”が私にとってなかなか強烈だったのです。

どんなふうに強烈だったかと言うと、部下のCさんが、すごくパワフル!

イメージをどんどん膨らませて、アイデアを練りだし提案してくるのです。

私自身も比較的パワフルな方だと思っていますが、思わず「気持ちいいな」と感じるくらい、スカッとした提案の連続でした。

自然と会話も、Cさんと私たち中心で展開していきました。

 

上司は何をしていたか?

ところで、その間、上司であるBさんはどうしていたと思いますか?

興味深そうに、ニコニコしながらCさんの話を聞いていたのです!

おそらく、BさんとCさんの年齢差は軽く10歳以上は離れていると思われます。

こういう場合、上司が途中で話に割って入ってきたり、方向づけをしようとしたりするのがよくあるパターン。

でも、Bさんは違いました。

Cさんのアイデアに口を挟まず、急かさず、ただ興味深そうに話を聞いていました。

その姿は、まさに温かく見守っている、という言葉がぴったりでした。

Cさんの才能をきちんと認めていることがよくわかります。

CさんもそんなBさんを前に、躊躇することなく、持ち味であるパワフルなエネルギーで場をどんどん前に進めていました。

 

その関係性が、とても心地よく、私は上司であるBさんの「あり方」にとても興味を持ったのでした。

 

上司の「あり方」から学んだこと

Bさんの「あり方」から私が学んだことは二つあります。

 

1)才能は安心の中で立ち上がってくる

人の才能が発揮されるとき、それはとても眩しく見えることがあります。

その分、眩しさがどこか異質なものとして感じたり、ときには、自分の無価値感が刺激されることもあるかもしれません。

そうすると、人は無意識に、その流れを止めたくなったり、見ないようにしたくなったりします。立場が上だったり目上だったらなおさら。

でも、Bさんは違いました。Cさんの才能を、そのまま信じて見ていたのです。

人の才能は、引き出すものというよりも、安心の中で、自然と立ち上がってくるものなのだと、改めて感じました。

 

2)待つことは、見守ること

私たちはつい、

「良い関わり=何かをすること」だと思いがちです。

何か言わなければ、何か貢献しなければ、と、つい喋ってしまったり、介入してしまう人は多いのではないでしょうか。

でも時には、待つこと、見守ることが、とても大きな関わりになることがあります。

話題に乗ってこなくても、ニコニコと見守ってくれているだけで、待つことになるのです。

 

ぜひ、今週は「待つ」「見守る」ことを意識してみましょう。

結果として「沈黙」が生まれるかもしれませんが、大丈夫。

まだみぬ新しい可能性がうまれてくるかもしれません。

では、今週も素敵な1週間をお過ごしください。

 

一覧に戻る
【共創コーチング®︎コラム】「弱さ」をさらけ出す勇気が、最高のチームと学びの場を作る