

おはようございます、稲垣陽子です。
先週何気なく見た音楽番組でとても面白いリサーチがありました。
ヒットソング約4,500曲の歌詞を調べ、各年代で多く使われた言葉をランキングにしたものです。以下が結果です。
1980-1989年
1位:瞳
2位:女
3位:男
4位:やさしい
5位:髪
1990-1999年
1位:夜
2位:抱きしめる
3位:街
4位:遠い
5位:すべて
2000-2009年
1位:空
2位:明日
3位:信じる
4位:変わる
5位:笑顔
(THE MUSIC DAY 2026 日本テレビ 博報堂生活総合研究所による)
皆さんはこの結果を見てどう思いますか?
1980年代は恋愛をまっすぐ表現する歌が多く、「瞳」「女」「男」といった直接的な言葉が並びます。
1990年代になると、「夜」「街」「遠い」など、バブルに翻弄された時代の大人びた情愛や距離感を感じる言葉が増えます。
そして2000年代は、「明日」「信じる」「変わる」「笑顔」など、現状を打開するような応援のメッセージが目立っています
私は思わず、「なるほど!」とうなってしまいました。
言葉を見るだけでその時代の空気感がなんとなく伝わってきます。
流行を生み出したアーティストが時代をつくったのか、それとも時代の空気を感じ取って歌にしたのかは分かりません。
けれど、私たちはその時代にあふれている言葉から、知らず知らずのうちに多くの影響を受けていることに気付かされました。
クライアントがどんな言葉を選ぶのか。どんな表現を繰り返し使うのか。
それは、人それぞれ特有で、その人が普段耳にしている言葉、自分自身にかけている言葉、そして周囲と交わしている言葉が映し出されています。
そう考えると、知らないうちに流行歌を口ずさんでしまうように、私たちも日々触れている言葉が、思考やものの見方に影響を与えているのだと思います。
最近、皆さんの周りにはどんな言葉があふれていますか。
「無理」「忙しい」「仕方ない」でしょうか。
それとも、「できる」「やってみよう」「面白そう」でしょうか。
ぜひ、皆さんも自分に好影響を与える言葉を流行らせてみてくださいね。