コーチング・システムズの稲垣友仁（ジョニー）です。こんにちは。
私たちがコーチングを通じて行うのは、やはり「結果」の追求です。
そのために要になるのは、『目標設定』です。
企業でも、教育現場でも、医療機関であっても、『目標』がなければ、どこに向かって頑張ればいいのかがわからないので、その才能や能力を発揮することができません。
これまでコーチングしてきたクライアント様でも、コーチングを始める前には、ほとんどと言っていいほど、「目標設定」がきちんとできていませんでした。
いかがですか？正しい『目標設定』ができていますか？
目標設定について、こんな調査結果があります。
1953年の米国エール大学の卒業生に対して、次のような質問をしました。
「あなたはゴールを設定していますか？」
「そのゴールを書き留めていますか？」
「そのゴールを達成するための計画がありますか？」
この３つの質問すべてに、「イエス」と答えたのは、全学年のたった３％に過ぎませんでした。
そして、２０年後にその卒業生の追跡調査をしたところ、この３％の学生は、残りの学生に比べて幸せな結婚をし、選んだ職業でも成功を収め、家庭生活にも満足し、健康状態も良好だったのです。
さらに驚くべきことに、1953年卒業生の総資産の９割以上はこの３％の人が生み出していたということです。
同じような調査は、アメリカ中のいくつもの大学で、年代を超えて行われたそうですが、どこでもほぼ同じような結果が出たといいます。
セールスパーソンとして、世界的に結果を出している講演家としても有名なブライアン・トレーシーは、『目標設定』の大切さを次のように表現しています。
「目標設定は小学生の時から教えるべきである。そして、中学高校でもしっかりと教えるべきである。」
「大学では目標設定の専門学科が必要で、目標設定の学位も作るべきだ」
と。
それぐらい『目標設定』は大切だということです。
今年度、国立宇都宮大学の科学人材育成プログラム「iP-U」では、科学者の卵となる学生たちに『目標設定』なども含めたセルフコーチングの技術を教え、彼らの『目標達成』に向けて専属のコーチが付いて研究をサポートしていく仕組みが全国で初めて行われます。
まさに、ブライアン・トレーシーが提唱していた『目標設定』をしっかりと『結果』にどうつなげていくかを科学的に、体系的に行う試みが、この日本で始まります。
実は、このセルフコーチングの講義と、『目標達成』のための専属コーチとして、私、稲垣友仁が担当させて頂きます。
「iP-U」の目指すところは、iPS細胞の山中先生や、iPhoneを創ったスティーブ・ジョブスといった「世界を変えて行く科学技術者」の育成を目指しています。
そんな大規模プロジェクトに携わらせて頂くのは、とても光栄なことです。
世界を動かす上位３％の人材を育成するために、必須な『目標設定』の技術や知識を未来のスティーブ・ジョブズに教えていくことになります。
ここで教える『目標設定』は、私たちが提唱している「共創コーチング」の４つの柱の１つ『目標設定＝リード・トゥ・ゴール』の知識と技術になります。
そうなんですっ！！
これまで、「共創コーチ養成スクール」でお伝えしてきた「リード・トゥ・ゴール」の内容を、宇都宮大学でお話していくことになります。
逆に、これまで私たちの経験や知識の集大成になりますので、将来の世界的科学者たちの目標達成に寄与することは間違いないと確信しています。
★宇都宮大学グローバルサイエンスキャンパス「iP-U」
⇒?http://c-bio.mine.utsunomiya-u.ac.jp/iP-U/program/
このように、教育機関ではありますが、組織単位でのご依頼を頂くことが増えてきました。
もちろん、一般企業や地方自治体、学校などの教育機関、保護者会などなど、コーチングが必要とされる現場が増えているため、お互いの良い所を引き出し最大化していく「共創コーチング」の需要が増えています。
今後ますます、今回の宇都宮大学のケースのように、個別にコーチングしていく案件も増えていくことと思います。
すでに企業では役員や管理職レベルで、そのような個別コーチングを絡めての組織全体プロジェクトは増えてきていて、我が社も多数関わらせていただいています。
そのための人材を育成していくための『共創コーチ養成スクール』でもあります。
一人でも多くの方に、『共創コーチング』を知って頂き、その技術を習得し、各現場において、『目標設定』や『目標達成』を指導するリーダーになってもらいたいという想いで行っています。
ぜひ、みなさんにも、ご自身の会社や現場での「共創リーダー」として、正しい『目標設定』の方法を知って頂き、結果につながる職場・組織を作って頂ければと思います。
『共創コーチ養成スクール』基礎コースはこちら↓
⇒ http://www.coaching-syst.co.jp/school/basic.html
卒業生も続々誕生し、各現場で活躍されています。
次は、あなたの番です。
