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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 友仁

【共創コーチング®︎コラム】レディネス(準備状態)を育てる

おはようございます。共創コーチングの稲垣友仁です。
9月も最終週になりました。金木犀の香りがしてくると、秋だなあと感じます。

以前、「レディネス」という言葉について書きましたが、覚えていらっしゃるでしょうか。

【共創コーチング®︎コラム】世界的権威に学んだ『レディネス』の魔法

簡単に言うと、「準備ができている状態」のことです。
前回は、部下やメンバーに何かを伝える時、相手にそのレディネス(準備状態)があるかどうかを見極めることが大事、という話をしました。

今回は少し視点を変えて、自分自身が目標に向かう時のレディネスについて書いてみたいと思います。

コーチングに関わって30年、多くのクライアントさんの目標達成を支援してきました。

その中で、一番と言っていいほどの目標達成のポイントはこのレディネスにあると感じています。

レディネスを育てる

実は、目標に向けたレディネスというのは、待っているだけで自然に生まれてくるものではありません。
自分の中で少しずつ育てていくことが大切です。

例えば、何か新しいことを始めようと思った時、多くの人は「よし、これをやろう」と決めた瞬間にすぐ本気で走り出そうとします。

しかし、そのせいで、

・ジムの会員になった翌週から行かなくなってしまった
・資格の教材を一式そろえたのに教材を開いたのは一度だけで終わった
・ダイエットは明日からといって、目標が消えていった

そんな経験、誰にでも一つや二つあるのではないでしょうか。

これは意志が弱いからというより、シミュレーションのポイントがずれているからかもしれません。

何かを成就するというのは、その途中にプロセスがつきものです。
そのプロセスが自分に合っているのかどうか、合っていないのであれば、その取り組みを自分に合うような形にしないと忙しい毎日ですから当然頓挫するでしょう。

取り組みを行う時は、手に入れたい先の成果だけではなく、途中のプロセスをきちんとシミュレーションしてからスタートさせる必要があると思います。

要するに、取り組みを始める前に、「この取り組みを行うことでどうなるか?」というシミュレーションしたりする時間が、自分の中のレディネスを育ててくれる時間になるのだと思います。

そのレディネスを育てる時間をとっているかどうかで、目標達成の確率は大きく変わってくるように思います。

レディネスの育て方

では、どのような視点でレディネスを育てていけばいいのでしょうか?

例えば、車を買う時のことを思い浮かべてみてください。
多くの人は、一台目に見た車をその場ですぐには決めませんよね。

何店舗か回って、何台か試乗してみて、パンフレットを何度も見比べて。
その間、頭の中では何をしているかというと、それぞれの車に乗っている自分の生活を思い浮かべているはずです。

「この車なら、休日に家族で出かけるのが楽しくなりそうだな」
「これは燃費もいいし、維持費の心配をせずに長く付き合えそうだな」
逆に、
「デザインは好きだけど、なんだか維持が大変そうだな」
「このメーカーなら自宅から近いので修理もすぐに頼めるな」
など、
この、すぐに決断せずにいくつかの選択肢を眺めてみる時間にレディネスを作り上げている。
実はこれが、目標を成就するためにとても大事なプロセスなんだと思います。

ダイエットの目標で言うと、
・毎日の取り組みは何をやるのか?
・やった時にどのようなことが起こりそうか?
・今の生活の中で続くのか?
・今の生活の中で取り組める方法な何か?
・苦しい時を乗り越えるメリットはあるのか?

などを確認し、スタートすることが大事です。

3つのポイント

要するにレディネスを作っていくポイントは3つあると思います。

1、「これはうまくいきそうだ」というイメージが持てるかどうか

実際に少し取り組んでみると、思ったよりスムーズに進みそうだったり、無理があるなあと思ったりします。

無理があったとしても、その取り組みの辛さを「乗り越えられそう」なのか?「乗り越える意思がある」のかが大切なポイントになります。

どれがいいとはわかりません。自分自身でシミュレーションしてそれぞれに備えられればOKだと思います。

2、「これは長く続けられそうだ」というイメージが持てるかどうか

一時的なやる気だけでは何事も続きません。日常の生活の中に自然に組み込めそうかどうかを見てみます。

特に仕事の時間は取組に大きく影響してきます。その流れの中にピタッと入れるものであれば続くと思います。

たとえば習い事を選ぶ時も、上達すること自体だけでなく、通う教室が家から近くて続けやすいとか、同じ目標を持つ仲間に出会えそうだとか、そうした周辺のメリットまで見えていると、続ける理由がぐっと増えます。
それをシミュレーションしておくといいでしょう。

続かなそうなら、やらない決断も大切です。

3、この目標達成に取り組むことで「どんなメリットが手に入りそうか」をイメージする

ここで大事なのは、目標そのものを達成できたかどうかだけでなく、その途中にあるプロセスを体験することでの副次的なメリットまで含めて考えてみることです。

目標達成においては、結果だけではなく、その途中のプロセスに体験した成果もたくさんでていることが多いです。

ダイエットで言うと、体重が減るだけではなく、健康も手に入るし、厳しいトレーニング体験を通して、意思の力が育ったり、続ける力、やり抜く力が育ったりするかもしれません。

ただ、取り組んでもいないので、そこまで詳細にシミュレーションはできないかと思いますので、これは「問い」としてイメージしてみるだけでいいと思います。この想像する時間がレディネスを育ててくれると思います。

上記のポイントは、私の経験もありますが、多くのクライアントさんとの一緒に取り組んできた体験をまとめたものになります。

ぜひ、何か目標ができて本気で取り組みたいと思ったら、まずはレディネスを育ててみてください。

いけそうな感覚が出てきたらスタートする。いけそうにないなと感じたら思い切ってスタートしないのも一つの考え方だと思います。

スタートできなかったとしても、またどこかでやりたいと思う時がくるかもしれません。その時は思いなどが熟成され、また違った形で良いスタートを切れるということはよくあることです。

ぜひ、何に時間を使うか吟味して、取り組んでいってください。

【EXPERT GUIDE】

今、あなたが始めたい、あるいは始めようか迷っていることを一つ思い浮かべてみてください。それに取り組んだ先、うまくいきそうなイメージや、副次的に得られそうなメリットは、どんなものが浮かびますか?

今週も、良い一週間をお過ごしください。

共創コーチング 稲垣友仁


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