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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 友仁

【共創コーチング®︎コラム】マイクロフレンドシップはあなたも相手も幸せにする

おはようございます。稲垣友仁です。

昔はどこに行っても、全然知らないおじいさんやおばあさんから
「今日は天気がいいねえ」などと
話しかけられることが多々ありました。

自分が子どもの頃は、自分の親や祖母が
自然に周りの人に声をかけるのを見るだけでも
恥ずかしかったものです。

自分が大人になったら、
知らない人にも声をかけるのかなと思いましたが、
自分から知らない人に声をかけるなんてやっぱり緊張するし、
できないなあと最近まで思っていました。

しかし、以下の研究を知ってから
考え方がガラッと変わりました。

ちょっとした世間話はお互いを幸せにする

アメリカの心理学者であるデビッド G. マイヤーズ氏によると、
ちょっとした世間話はお互いを幸せにするという研究結果が出ているそうです。
外向的な人も内向的な人も
同じように幸せな気分になれることが分かっています。

コーヒーを買うときにバリスタと談笑したり、
街で見知らぬ人に褒めたりすることに
メリットがあることが分かっています。
このような小さな行為の積み重ねが、
贈る側と贈られる側の双方を予想以上に良い気分にさせるのです。

こういった関わりをデビッドさんは
「マイクロフレンドシップ」と呼んでいます。

ちょっとしたフレンドリーな関わり。
要するに昔の人々が行っていた、知らない人にも声をかけた
ちょっとした世間話のような関わりは、
自分自身も相手も幸せにするというのです。

見知らぬ人と実際に話してみる

この話を聞いてから、先週大学院の試験があり、
終わった後にエレベーターで一緒になった方に自分から話しかけてみました。

「お疲れ様でした、学部生さんですか?」

その話をきっかけに、
6階から3階まで行くエレベーターの中でしたが、
相手の方が1回就職したけど、
言語を勉強したくて大学院に戻ってきたことを教えてくれました。

おとなしそうな雰囲気があったので失礼かなと思ったのですが、
聞き始めたら自分からたくさん話してくれました。

30秒ぐらいの会話でしたが、
その人の人生に触れた感じがして温かい感じになりました。

僕は入試の面談で上手くいかなかったなあと思っていたところだったのですが、
この出来事で少し心が暖かくなりましたし、
相手の方もこの会話の後は顔が上がって晴れやかになっていたように思い、
マイクロフレンドシップは本当に効果があるんだなあと思いました。

世間話ってどうしたらいい?

とはいえ、世間話ってどうしたらいいの?と思う方もいるかと思います。
無理やり自分から話しかける必要はないと思いますが、
なんとなくのタイミングが来た時に
ぜひ自分からマイクロフレンドシップを行ってみてください。

・小さい子どもを連れている親に対して子どもを褒めたり苦労をねぎらう
・タクシーの運転手さんに話しかけてみる
・スーパーのレジ担当の人の名前を読んだり、早さを褒める
・レストランのウェイターの親切な対応を褒める
・隣に座っていた人が読んでいた本について聞いてみる など

相手も幸せになるという科学的な根拠があるのであれば、
自分から行くのも面白いかなって思えますし、
世の中の幸福度を上げる貢献になるかもしれません。

ぜひ試してみて、良い体験があれば教えてくださいね。

デビッド G. マイヤーズ
ミシガン州のホープ・カレッジの心理学教授で、『How Do We Know Ourselves』の著者。
WGS Youtube↓*日本語訳にも変えられます
“How Do We Know Ourselves: Curiosities and Marvels of the Human Mind”

参考文献:
Character LAB
”Talking to Strangers”

Macmillan Community
”The Happy Science of Micro-Friendships”

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