こんにちは。稲垣陽子です。
伝達力を左右する大事なスキル「フィードバック」
しかし、実際試してみると、フィードバックが冗長で相手がきょとんとしたり、
相手の顔を見てたら、ドキドキしちゃって、
思ってもないことを一つ、二つ言ってしまったり~ってことはないですか?
つまり、伝わらないフィードバックをしてしまうんですね。
では、フィードバックが上手になるためにはどうしたらいいのでしょうか。
一番の近道は、どんなフィードバックが効果的なのか、自分が人からフィードバックをもらうということが大切です。
人からフィードバックをもらうと、
「こういう言い方は何が言いたいのか伝わらないな」
「こう言われたら素直に受け取れるな」
など、どんなフィードバックが伝わるのか、伝わらないのか実感できます。
ただ、日常でそんなにフィードバックをもらう機会はないかと思います。
なので、フィードバックをもらう関わりを心がけてみましょう。
・会議やプレゼン、営業などの後で「今日はどうだった?」と聞いてみる。
大抵は「ばっちり」「よかったです」といわれますが、「何がばっちりだった?」ともう一歩突っ込んで聞いてみる。
・私の喋り方ってどう? 話を聞いててどう思った? 私の考え方ってどう思う?と聞いてみる。
これも、普通の人はすぐには答えられません。
なぜなら、人のことなんてそんなに深く考えていないですから。
なので、もう一歩、何に向けてなぜフィードバックがほしいのかを明確に伝えてみましょう。
例)~をうまくいかせたいんだけれど、私に足りないものは何ですか?
~になりたいんだけど、私は何をしたらいいと思いますか?
例)~をAという状況からBにどうしても変えたいのです。
~までは自分で考えたけれど、ここからはどうしていいか分からない。
これは、フィードバックをもらう練習にもなりますが、裏を返すと、伝達力の肝でもある、自分が伝えたいことを明確にする練習にもなります。
試してみてくださいね。