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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子言いづらいことをサラリと伝える技術5つのパワー「伝達力」

フィードバック力を高めるためには

こんにちは。稲垣陽子です。

伝達力を左右する大事なスキル「フィードバック」

しかし、実際試してみると、フィードバックが冗長で相手がきょとんとしたり、
相手の顔を見てたら、ドキドキしちゃって、
思ってもないことを一つ、二つ言ってしまったり~ってことはないですか?

つまり、伝わらないフィードバックをしてしまうんですね。

では、フィードバックが上手になるためにはどうしたらいいのでしょうか。

一番の近道は、どんなフィードバックが効果的なのか、自分が人からフィードバックをもらうということが大切です。

人からフィードバックをもらうと、

「こういう言い方は何が言いたいのか伝わらないな」

「こう言われたら素直に受け取れるな」

など、どんなフィードバックが伝わるのか、伝わらないのか実感できます。

ただ、日常でそんなにフィードバックをもらう機会はないかと思います。

なので、フィードバックをもらう関わりを心がけてみましょう。

・会議やプレゼン、営業などの後で「今日はどうだった?」と聞いてみる。

大抵は「ばっちり」「よかったです」といわれますが、「何がばっちりだった?」ともう一歩突っ込んで聞いてみる。

・私の喋り方ってどう? 話を聞いててどう思った? 私の考え方ってどう思う?と聞いてみる。

これも、普通の人はすぐには答えられません。

なぜなら、人のことなんてそんなに深く考えていないですから。

なので、もう一歩、何に向けてなぜフィードバックがほしいのかを明確に伝えてみましょう。

例)~をうまくいかせたいんだけれど、私に足りないものは何ですか?
~になりたいんだけど、私は何をしたらいいと思いますか?

例)~をAという状況からBにどうしても変えたいのです。
~までは自分で考えたけれど、ここからはどうしていいか分からない。

これは、フィードバックをもらう練習にもなりますが、裏を返すと、伝達力の肝でもある、自分が伝えたいことを明確にする練習にもなります。

試してみてくださいね。

 

絶対尊敬
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