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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子

【共創コーチング®︎コラム】人はなぜ褒められても受け取れないのか?

おはようございます。稲垣陽子です。

今日は夫婦の話をしますね。
実は主人は私のことをしょっちゅう褒めてくれるんです。

「今日は調子いいね」
「楽しそうだね」
「(洋服・言動が)かわいいね」
など。

でも、そう言われると照れくさくなって・・
私は意味不明なおどけた言動をとってしまいます。
例えば、

・悲劇のヒロイン風に「そんなことはないわ〜」と言ってみたり、
・「へへへ」と変な笑顔でありがとうと言ったり、
・妙に真面目に「ありがとうございます!」と言ったり。

大抵はそんな私の言動を受けて主人が
「そう言うと思った!」と言って、笑い話で終わるのですが、
ある時真顔で「そう言われると寂しいな・・」と呟かれたのです。

その時に、ハッとしました。
そうか、褒めてくれた相手にとって、
受け取らないという行為は大変失礼で、
悲しませることをしているんだと気付いたのでした。

褒められても、それを受け取れない理由とは?

しかし、実際には人から褒められてすんなりと受け取れる人は
それほど多くはありません。
人はなぜ褒められても
そう簡単には受け取れないのでしょうか?

流行りのチャットGPTに聞いてみると
下記のような回答が得られました。(chat GPTより抜粋)

)自己評価の低さ: 自己評価が低い人は、褒められても自分に自信が持てず、それを信じることができないことがあります。

2)謙遜や控えめさの文化的な影響: 謙遜や控えめさが重要視されるような文化的な価値観の影響では、褒められたときに自分を謙遜するため、褒め言葉を受け入れづらくなることがあります。

3)不信感や疑念: 一部の人は、褒め言葉が本当の意味を持っているのか疑問視したり、相手の意図を疑ったりすることがあります。

4)認識のズレや適応の問題: 人々は自身の成果や努力について客観的な評価と自己評価のズレを持つことがあります。褒められると自己評価との間に認識のズレが生じ、それによって褒め言葉を受け入れづらくなることがあります。

5)謙虚さやモチベーションの維持: 一部の人は、自分を褒められても謙虚さを保ちたいと考え、褒め言葉を控えめに受け取ることがあります。また、自己成長やモチベーションの維持のためには、自分に厳しく批評的な態度を持ちたいと思う場合もあります。

どうでしょうか?皆さんの答えに合うものがありましたか?

私の場合は、1,2,4は少しあるかなと思いましたが、
別の答えを付け足すとすると
6,自己認識が低い」と言うのもあると思いました。

自己認識が低い

楽しんでいる自分、ウキウキしている自分がいるのに、
その自分をきちんと認めようとしない自分がいます。

自分を等身大できちんと見ること(自己注目)を、
避けたくなる自分がいるのです。

それは、あんまり自分のことが好きではなかったり、
自分を重要視することへの罪悪感の表れであり、
自分は大したものではないと思っている人に
起こることかもしれません。

自己認識はまず自分を大切にしようと
思うところから始まるんですね。

ポジティブな視点もネガティブな視点も評価せず、
等身大で自分が思ったり、感じたりしていることを
そのまま大切なものとして認識して、
まずは受け入れることからスタートする。

そうすると、褒めてくれたその言葉も、
確かにそんな一面もあるのかもと
受け止めることができるでしょう。

今週はぜひ、たくさんの人から褒めてもらってください。
そして素直に受け止めてみましょう。

「ありがとう」「嬉しいよ」
そんな言葉から対話をスタートすると
見えてくる世界も変わってくるはずです。

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