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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子

【共創コーチング®コラム】不安はどこからやってくる?

おはようございます。稲垣陽子です。

「愛はどこからやってくるのでしょう~自分の胸に問いかけた*」という歌がありましたが、

日常生活では「愛」ではなく「不安」や「心配」がどこからやってくるのかと、問いかけたくなる場面の方が多いかもしれません。

私たちの「不安」や「心配」はどこからやってくるのでしょうか。

・やらなければいけないことができていない
・この案件はうまくいくだろうか
・このままで将来は大丈夫だろうか
・あの時変なことを言っちゃったけど大丈夫かな

掘り出せばたくさん出てきます。

しかし、周りを見渡してみると、同じ状況に置かれても「不安」や「心配」を感じる人もいれば、全然不安じゃないよ、と全く気にしていない人もいませんか?

この違いはなんでしょうか?
性格が明るい?自信があるから?でしょうか。

以前、メンターから「人は出来事に関係なく、自分が自分自身に「No」を出している分だけ不安になる」と言われたことがあります。

出来事が何であれ、自分のここがダメだ、ここができていない、と自分自身に「No」を出している分だけ、あれは大丈夫かな、本当に上手くいくだろうか、と不安になったり心配になると言うのです。

確かに、自分に「No」を出しているということは、
・自分はまだ足りない
・自分は不十分だ
・自分はダメな人間だ
と、自分で自分に言い聞かせているようなものです。

そんな中でtodoリストに手をつけようと思っても、そこに不安や心配が乗っかるので、人から見たら簡単なことでも、行動は重くなります。

また、それが夢へのリストだったとしても、やった後の疲弊感や消耗感の方が強いので、情熱や未来への希望は感じづらくなるのです。

先日出会ったリーダーも、パワフルで力のあるリーダーなのですが、どこか空回りしていました。

話を聞いていると、「足りない」「まだ足りない」という言葉がよく出てきます。
ビジョンはあるけれど、なかなかそこに辿り着かないので、それはなぜか、と聞くと「怯えている」と答えてくれました。

「不安」「心配」だけが行動の原動力だと成果が積み上がりづらくなります。

この状況を抜けるにはどうしたらいいでしょうか?

まずは自分に「No」を出すのではなく「Yes」を出すことです。

と言われても・・ですよね。

そのための一つの方法として、自分を客観視する方法があります。

自分自身から離れて、冷静で公平に自分を見つめ直す方法です。

上記のリーダーには自分の強みと弱みを30個書いてきてもらいました。

実際には10個でギブアップでしたが、書きながら「クスッ」と笑えてきたそうです。

自分はYesでもありNoでもあるなと思ったそうです。

強みも弱みもあるのが自分なのに今までは弱みの部分を人にバレないようにしていた。それが自分にNo!を突きつけていた、と話してくれました。

「でも、実際には周りにバレバレです!」と言うのです。

バレているのに隠そうとしていた自分が笑えてきたし、そんな自分を受け入れて周りの人が付き合ってくれていることに深い感謝の念が出てきたとも言っていました。

 

9月が始まりましたね。
どんな自分にもYesで、今週も素敵な1週間になりますように。

 

*歌:hitomi [Love 2000]

 

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