おはようございます。稲垣陽子です。
2019年がスタートしましたね。いかがお過ごしでしょうか?
さて、1年のスタートに目標を設定する人は多いでしょう。
しかし、1年後までそれを覚えていて、達成されることはなかなか難しくはないですか?
実際に、アメリカのペンシルバニア州にあるスクラントン大学が、新年に立てた目標設定を年末に達成したかどうか、その達成率を調査したところ、達成率は8%だったそうです。
さらにいうと、最初の1週間で4分の1である25%は脱落するそうです。
1週間、あ、まさに今日ですね・・。
ということで、今日は新年設定した目標を振り返ってみましょう。
目標がまだの方は、まずは設定してみて、それを振り返ってみてください。
振り返るポイントは、今回は
「理性」と「感性」の二つの視点の質問で振り返ってみたいと思います。
なぜなら、実現に向けて実行していくためにはどちらの力も必要なんですね。
「理性的な質問」は、
ここでは、知性を持って論理や理屈で思考する質問とします。
1、その目標を達成するメリットはなんですか?3つあげてください
2、その目標を達成するデメリットはなんですか?3つあげてください
3、目標を実行に移す際にハードルになることはなんですか?
4、そのハードルを越えるために、具体的にできることは何ですか?
続いて「感性的な質問」です。
ここでは、感情や想像にフォーカスする、抽象的な質問とします。
5、その目標を見るとどんな気持ちになりますか?
6、目標について楽しみに感じるところはどこですか?
7、目標について不安(ストレス)に感じるところはどこですか?
8、直感的に、その目標は達成できそうですか?できるとしたら(できないとしたら)なぜそう思いますか?
9、あなたは何のためにその目標を実現したいのですか?それはあなたの本当にやりたいことですか?
そして、最後です。
10、今年はその目標でいきますか?
いかがでしょうか?
人によっては、新年の気合いに乗せて、目標が高すぎた人もいるかもしれません。
それならば、少し数値を下げて、確実に実行できる目標に修正することもありです。
あるいは、目標が凡庸で退屈に感じた人は、目標が低すぎる、あるいはずれているのかもしれません。
微動修正しながら、しっくりくる目標を設定してみてくださいね。
今年も皆さんにとって素晴らしい一年になりますように、
心よりお祈り申し上げます。
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