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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

“きく”とは?

おはようございます。稲垣友仁です。

今日から2回シリーズで、次回のコーチングライブのゲストでもあります、プロカウンセラー池内秀行さんに原稿を書いていただけることになりました。スペシャル企画です。

では、早速どうぞ。

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こんにちは。プロカウンセラー池内秀行です。

2月21日開催のジョニー&YOKOのコーチングライブin名古屋に残念ながら参加できない方向けに、お話させていただく「プロカウンセラーが使う傾聴のスキル」の内容のエッセンスの一部を、今回と次回の2回でお伝えしたいと思います。勿論、参加してくださる方は、プレ講座みたいな感じになれば幸いです。

参加してくださる方は、この内容をさらに実感をもって、それぞれの人たちの日常生活で役立ててもらえるレベルで受け取ってもらえればと思っています。

既にカウンセリングやコーチング等を学ばれている方は、ご存じの内容もあると思いますが、その場合は、復習として読んでいただければ幸いです。

●日常的に「きく」には3種類あります。

「訊く」(ask)。こちらが知りたいことがあり、それを知るための質問です。
相手は、答えられる範囲が限定されます。カウンセリングではYESかNOでしか答えられない質問を「閉じた質問」といいます。それはこの「訊く」です。訊き方によっては、答える側は訊く側に責められている感じがする時があります。

「聞く」(hear)。聞き手の方に当事者意識がない、お互いの関係が曖昧、相手の話しの内容をしっかり受けとめようと意識していない、気楽な状況の中での会話の場面などではこの「聞く」になります。話の内容をあまり憶えていない、聞き手が都合のよい部分だけを憶えていてあとは忘れている場合などはこの「聞く」になっている可能性が高いです。お話の内容で忘れたり受け流すことがお互いのためになる場合は、この聞き方が出来ると「大人のきき方」になります。

「聴く」(listen)。聴き手が、話し手の話しの内容や言葉の意味を理解しようと積極的に耳を傾け、その姿勢が相手にも伝わる聴き方です。この聴き方が出来ると、話し手も真剣になるし、信頼関係が育まれていきます。しかし、いつもこの聴き方をしていると相手が窮屈さを感じてしまうので、日常生活では注意が必要です。

●日常生活の中で役立てるポイント
TPOに応じて、今はどの「きく」がいいのかなと意識して話をしてみる。話している時に「自分は今どんなきき方をしているのかな?」と一瞬でも自分を意識できるようになると、会話の質そものが変化していきます。どうぞ試してみてください。さらに、自分のみならず「相手が今どんなきき方をしているのかな?」と、相手にも意識を向けられるようになるとアドバンスです。自分が関わって欲しいきき方でないと感じたら、相手に「こういうきき方をして欲しい」とリクエストするのもOKです。但し、リクエストをすることで、相手がこちらのことをどんな風に認識しているのか明らかになることがあります。それを知りたくない人は使わないでください。自分に意識を向けずに相手にだけリクエスト
するのも要注意です。結果的に自分のことを棚に上げにしてしまうとこともあるからです。

次回(15日)は、日常的な3つの「きく」が、カウンセリングではどんな「きく」になるのかお伝えしたいと思います。

池内秀行さんhp
http://www.ikeuchihideyuki.com/
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いかがでしたか?
今週は、自分自身がどの種類の「きく」を行っているのかにまず意識を向けて生活してみましょう。
それだけで、会話の質に変化が起こるかもしれません。

稲垣友仁

“きく”とは?2
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