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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

主体を相手に渡す

おはようございます。稲垣友仁です。
今日から2月になりました。
この時期は、風邪が流行りますのでお気をつけ下さい。

さて、先日、子どもが風邪を引いて幼稚園を休みました。

いつもてこずるのが薬を飲ませることです。

今回も、飲まないと言い張るのですが、今までは「幼稚園の先生に電話を掛けるぞー」
という脅しでなんとか乗り切っていました。

しかし、それを続けると敵も戦法を変えてきます。じらす戦法を取り始めました。
食後ではなく、19時からウルトラマンタロウを見終わったら薬を飲むといい出します。

経験からいくと、19時にウルトラマンタロウを見終わるとだいたい次の日の朝に飲むと言って、飲まない、もしくは泣きわめくということになります。

どうしようと思ったのですが、ふとみんなで話し合うとどうなるだろう?と思って、この件について家族会議を開くことにしました。

「ケイスケが薬を飲むのを先延ばしにすることについてどう思うか?」がテーマです。

まず、
パパ:
ケイスケくんは薬を飲むのが嫌だから先延ばしにしているだけなので、はやく飲んだほうがいいと思います。その方が、ウルトラマンタロウも楽しく見れると思う。ウルトラマンタロウを見ている間中、薬を飲まなくちゃと嫌な気分になると思う。どうせ飲まなければいけないので、さっさと飲んで楽しく見たらいいと思います。

ケイスケ:
え~、あとがいいと思う。

ママ: パパと一緒で、早く飲んだほうが気持ちよくウルトラマンタロウを見れるのでいいと思いま~す。

「この意見を聞いて、ケイスケはどう思う?そして、どうする?」と聞いたら。

ちょっと覚悟を決めたように

「今飲む」と言いました。

結局、薬を飲むときには泣くことになるのですが・・・。

ご飯を食べた後、すぐに薬を飲むことを、自分から主体的に選びました。

今までは、きっと飲まないので、あの手この手でだましながら飲ませていましたが、本人に理由を言って、主体を渡せば5歳の子でも自分で決められるんですね。

こちらが、なんとかさせなきゃと主体を取りすぎて、相手を依存に追い込んでいたように思います。

子どもだけでなく、人との関係でコチラが主体を取りすぎて相手を依存に追い込み、相手の本当の力を奪ってしまっていることが結構あることに気づきました。
相手が依存に入ると、まさに子どものようにわがままを言ったり、本当の力を使わなかったり、責任逃れをしたりする傾向があります。

今週は、主体を相手に渡すとういことをやってみましょう。
任せることは相手に100パーセント任せてみて下さい。
あなたは楽な気持ちで構えていてください。

心配なときは、何が心配かを相手に説明したうえで相手の考えを聞くと効果があるかもしれません。
決めるのは相手です。

稲垣友仁

“きく”とは?
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