

2026年の7月30日と8月18日の2日間にわたり、それぞれ2時間ずつ、三重県東員町にて「コミュニケーション力実践研修」の講師を弊社の稲垣友仁が務めさせていただきました。連日の猛暑の中でしたが、多くの皆様に熱心にご参加いただき、非常に活気ある研修となりました。
ここ最近、四日市市や桑名市、そして東員町など、地元の教育委員会が主催するコーチング研修でお話しさせていただく機会が増えています。多くはミドルリーダー層の先生方が対象ですが、今回の東員町での研修は、これからの教育現場を担う若手の先生方向けに実施いたしました。
今回の研修は、単なる知識の伝達にとどまらず、日々の業務や対人関係において即座に活用できる「生きたコミュニケーション力」を身につけていただくことを目的として設計しました。
私自身、長年学校現場や教育委員会に関わってきた経験があります。そのため、抽象的な理論だけでなく、現場で実際に起こり得るケーススタディから入り、それぞれの具体的な場面で必要となるコミュニケーションスキルを、コーチングの視点からお伝えしていきました。
ただ、スキルを使えば成果がでるのではなく、そのケースにおける背景やポイントをきちんと掴んでいないと適切な対応はできないと思います。そのような点について上手くまとめられているのが、ICFコアコンピテンシーです。
コーチングスキルをどの場面でどの要素に向けて使っていくのかについてICFのコアコンピテンシーをベースにお話ししていきました。

研修の中で特にお伝えしたのが、「相手のニーズを汲み、そのニーズを相手が自分で満たしていくプロセスを一緒になって考えていく」というコーチの態度です。
また、現在のコーチングにおいては「パートナーシップ」が非常に重要な起点として考えられています。
テクニックを駆使する前に、まずは相手との関係性をいかに築くのか、その土台となる4つのステップという視点について解説しました。
ワークを通して、参加者の皆様のコミュニケーションに対する意識が明らかに変化していくのを感じました。「まずは自分の聴き方を変えてみたい」「職場での対話の時間を増やしたい」といった前向きな感想を多数いただき、若手の先生方が現場で実践しようとする意欲に触れ、講師として大変嬉しく思っています。
共創コーチング株式会社では、これからもこうした研修を通じて、組織内の心理的安全性や、自律的に動ける人材の育成をサポートしてまいります。
最後になりましたが、今回の研修を企画・運営してくださった東員町の関係者の皆様、そして積極的にご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。地域の未来を担う皆様が、それぞれの現場でリーダーシップを発揮していく上で、今回の学びが少しでもお役に立てれば幸いです。