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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子

【共創コーチング®︎コラム】傍観者を巻き込む

おはようございます。稲垣陽子です。

私の兄はかつては宣伝販売士でした。
秋葉原の駅前や東急ハンズ内で商品を机に並べて、
喋りとデモンストレーションで販売する仕事をしていました。

私も若い頃は何度か手伝いに行ったことがあります。
多い時は二重にも三重にも人が群がります。
でも必ず人が途切れる時がありました。

そんな時、全体を見渡すと5メートルくらい離れたところで
こちらを伺っている人がいます。
最初はどうですか?と声をかけていましたが、
兄からそれをするなと止められました。
気づかないふりをしろと言われたのです。
確かに、「どうですか?」と声をかけると
人は「結構です」と言わんばかりにかぶりを振り、
その場から去ってしまいました。

安心・安全領域が増える時

では、どうするのか。
気づかないふりをするのです。
そして、淡々と自分のやるべきことをやります。
人がいてもいなくても、同じように喋り、プレゼンをします。
決して目を合わせません。
すると、少しずつ、少しずつ、人が近づいてきます。

この体験は「傍観者」に対する対応にもつながるなと思っています。

チームにはたいてい、主体者と非主体者と大多数の傍観者がいます。

傍観者をどう巻き込むのかで、チームの活性化は変わります。
人が傍観者になるのは、人それぞれの安全・安心領域が違うからです。

誘いに乗ったら危険だと思う人もいれば、
誘われたら嬉しいと思う人もいます。
知らないものは面白いと思う人もいれば、知らないものは危険だと思う人もいます。
どちらにしても「安心・安全」領域が増えれば、傍観者は主体者に変わります。

「安心・安全」は言葉で言っても伝わりづらいもの。
まずは、あなた自身が「安心・安全」だと思いながら
その場にいて、楽しそうにしてみてください。

楽しそうな場は安全だと人は認識します。
そうするときっと人が少しずつあなたに近づいてくるでしょう。

今週も素敵な1週間になりますように。

【共創コーチ養成スクール10周年記念フェスタ】
ブース出展について

2024年11月3日(日)は、共創コーチ養成スクールの10周年記念フェスタがあり、
セミナーやパーティだけでなく、開催場所のロビーでブース出展も行います。

5名の方がコーチングに役立つツールの紹介・販売やコーチング体験、
ライフワークの紹介などをしてくれます。それぞれとても面白そうです。

そこで、今日はロビーで開催されるブースの紹介をさせていただきます。

●てんこ(熊澤典子)さん
【研修・アイスブレイクに最適!コミュニケーションスキルを知るカードゲーム体験】
千葉商大生と共同開発したリフレーミングや
コミュニケーションスキルを知るカードゲームを紹介します。
学生・教育者・人事担当から「面白い!タメになる」と好評です。
ぜひ手に取ってみてください。
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●藤田 大樹さん
【人+AIでコーチングの価値を高める!AIコーチングアシスタント(AICA)紹介】
コーチングセッション中のタイムリーなAIの知識の活用や、
セッションの要約やフィードバックができるアシスタントAIのプロトタイプをご紹介します。
ぜひお立ち寄りください。
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●KEIKOさん
【自分トリセツ体験  2025年飛躍の年にする計画を】
コーチkeikoと自分分析ワークを通して自分トリセツをつくります。
客観的に【自分】をみつめる時間を共有し【新たな自分を発見】していきます。
2025年ステージUPの秘訣を手に入れる時間を体験できます。
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●珠理庵(谷路典子)さん
【塩絵(sioe)で一息】
塩絵の展示をします。絵の具に天然塩を混ぜて描く絵で、鮮やかな色彩は、
脳を刺激し天然塩は浄化作用があります。ぜひ見にきてください。(開発者:寺田のり子氏)
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● ダイスケさん
【グロースマインドセットアプリ「Habitus」紹介】
習慣理論をベースにグロースマインドへのシフトをサポートするアプリを開発中です。
組織風土変革やエンゲージメント向上が期待できます。
ぜひ体験いただき、フィードバックをください。
▶共創コーチ紹介ページへ

おかげさまで毎日お申し込みをいただいております。
一人一人にお返事できませんが、お名前を見ては嬉しくなっています。

当日はFlavor of co-creative coaching!つまりコーチングを味わう時間です。
最近の研究でも、コーチングのスキルよりも在り方が対話に影響すると言われています。
自分のあり方を大事にしながら、相手と共創していく対話を目指していきますので、
初心者の方も久しぶりの方も、もちろんコーチングを熟知している方も、
それぞれの段階で学べるように設計しています。どうぞ安心してご参加ください。

詳しくはこちらから

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