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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 友仁

【共創コーチング®︎コラム】コーチングの未来

おはようございます、稲垣友仁です。

僕が関わらせてもらっている「コーチング」ですが、
あらゆる分野で多様な使われ方をされてきています。

中でも教育分野では、大きな広がりを見せています。

英語コーチング型

例えば英会話スクールでは、英語コーチングサービスが増えています。

今までは、グループで学習するタイプから
1対1のマンツーマンで英語を学ぶものが流行ってきていたのですが、
最近ではマンツーマン形式は変わらないのですが、
英語の知識を教えるのではなく、英語の勉強方法を教え、
さらにそれが確実に自分で個別学習できるように進捗管理をサポートしていく
英語コーチング型と呼ばれるものの提供が増えています。

具体的には、週一回の面談で
学習の目標や進捗状況などについてコンサルタントと話し、
学習のモチベーションの継続などをコーチングで支援しているようです。
昔ながらの知識の伝授というよりも、精神的な寄り添い系で、
私たちがお伝えしているコーチングの要素を取り入れて大きな成果を出しています。

コーチング支援方法

また学習塾では、AIを使ったコーチング支援方法が増えています。

特にアタマプラスというAIが、多くの学習塾で採用されているようです。

例えばタブレットを使って問題で間違えたとしましょう。
そうするとAIが使用者の解答などから間違えた原因を分析します。
そのあとは、理解できていないところをさかのぼって、
わかるところから問題を出題していきます。
その時に「何を、どの順番で、どれくらいやればいいのか」というパターンを
AIは1億通り以上準備しているといいます。

これまでの塾は、2人〜4人の生徒に対して
1人の講師が生徒のそばに座って指導する個別指導塾が流行っていたのですが、
今では、例えば1クラス約30人の生徒に対して、講師の数は4人で対応し、
生徒はタブレットを使って課題に
一斉に取り組むという形をとっているところが多いようです。

講師は生徒がどの単元のどの問題に取り組んでいるかなどが
一目でわかるタブレットの管理画面を確認しながら
教室をまわって支援が必要な生徒に声をかけていく
というスタイルが多くなってきています。

アタマプラスは現在、全国で約4000教室以上の学習塾に導入されていて、
集団授業型の塾で授業とアタマプラスを組み合わせるケースと、
全面的にアタマプラスに切り替えて
講師はコーチングに特化するというケースが多いようです。

確実に教育は個別最適化に向かっていて
テクノロジーをかけあわせて成果を上げる仕組みが考えられており、
そこに個別最適化のスキルとしてコーチングは、
なくてはならない教育技術として広がっていくように感じています。

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