おはようございます。稲垣陽子です。
コーチングを学んで自己受容できるようになった。
受講生のAさんが発した言葉です。
自己受容とはありのままの自分を受け入れること。
自分はどんな人なのか?
ありのままの自分を自分一人だけで認識することは難しいものです。
アフガニスタンで
支援をし続けた医師の中村哲先生は
「自分というのは人と人との関係の中で出てくる響き合いのようなもの」
とおっしゃっていました。
響き合いのようなもの・・
この言い方、素敵ですね。
とかく人は自分は何者なのか、
どんな人なのかと決めたくなります。
星座や血液型、性格分析など、古今東西、
人を分類するものがたくさんあるのもその影響の一つでしょう。
型があれば受け取りやすくなります。
父親、母親、上司、部下など
役割も自分を分類するためにはわかりやすい型です。
でも、どんなに自分を何かに分類し、
自分は何者だと決めたところで、
人と関わりを持てば、
それを超える未知なる自分が
ふわっと浮かび上がってきます。
暗い自分もいるし、明るい自分もいる。
楽しい自分もいれば嫉妬する自分もいる。
父親のようで息子のような自分もいる。
人と対話をすることでお互いの何かが響き合い、
色々な自分に出会う。
「自分って色々だな」そう思えれば、
まずはそんな「色々な自分」を受け入れるところから
スタートできるように思います。
ということで、今週は色々な自分を味わってみませんか。
それを求めて色々な人と対話をし、
響き合いを楽しんでみてください。
では、今週も素敵な1週間になりますように。
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