おはようございます。稲垣陽子です。
GWが終わり、いつもの1週間がスタートですね。
GWはいかがでしたか？
私はというと・・GWと同時にコロナにかかり、
結局心身ともにお休みの休日となりました。
今回、久しぶりに熱を出しながら、
小さい頃、熱が出た時の記憶をたくさん思い出しました。
あの時もこんなふうにしんどかったな、とか、夜眠れなくて不安になってきたな、とか。
まるで昨日のことのようにリアルに思い出されるのです。
子どもの頃、熱で朦朧とした頭でストーブにあたってたら、
お気に入りのガウンを焦がしてしまったことがあるのですが、
その時の焦げた香りや、悲しかった気持ちまで思い出されました。
とてもリアルに思い出されるので、なぜなんだろうと思ったら、
体験として体が記憶をしているんですよね。
そして、体が記憶している体験は、ただ体が覚えているだけではなく、
同時にその時の思考や感情、選択も思い出させるんだと改めて思いました。
思考や感情を変えるためには…
これは、ジョー・ディスペンザ博士の著書「あなたはプラシーボ」にも書いてあります。
”あなたは（内心では密かに違う人生を望んでいたとしても）
毎日同じことを考え、同じ行動をとり、同じ気分で過ごしている限り、
あなたの脳と体は普段と全く変わらない。
あなたは普段と同じ脳内活動を促し、
脳内では同じ神経回路が発火して同じ化学物質を作り出す。
その化学物質はいつも通りに体の化学反応を起こす。
いつもの化学物質は同じ遺伝子に同じような信号を送り続ける。（p125 引用)”
つまり、同じ体験は同じ思考を起こし、
同じ選択をして、同じ感情を起こし、
またその体験が強化されるのです。
この体験から、私が思ったことは、
思考や感情を変えたければ、
大胆に体験を変えることがまず大切だと言うこと。
逆に言うと同じような体験をしていれば、
同じような思考が生まれ、
感情がおこり、同じ行動になると言うことです。
さらに、博士は、これを日々に置き換えると、
人は昨日と今日はほぼ同じ選択をしており、
あなたの過去＝あなたの未来であるとも言っています。
GWは終わりましたが、動きやすい季節がやってきましたね。
今週はぜひいつもと違う体験をたくさん重ねて、
違う思考や感情を味わってみませんか？
では、今週も良い1週間となりますように。
参考文献
あなたはプラシーボ 思考を物質に変える ジョー・ディスペンザ著
めるくまーる社
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