記事一覧
メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

副交感神経を活性化させる

おはようございます。稲垣友仁です。
今日は、コーチングの自己基盤に関わるテーマです。

私たちの神経には、大きく分けると、「自分の意思で動かすことができる神経」と「自分の意思ではコントロールができない神経」の二つがあります。

後者である、「自分の意思ではコントロールができない神経」を、自律神経といい、この自律神経には、交感神経と副交感神経の二つがあります。

交感神経と副交感神経は、それぞれ反対の働きをするもので、例えば、交感神経は、運動をしている時など、体を活発に活動させる時に働く神経となり、「闘争と逃走の神経」と呼ばれています。
ですので、体は緊張して心臓の鼓動は早くなり、血圧が上がります。体も興奮した状態となります。

それに対して、副交感神経は交感神経の逆の働きをするものとなります。
副交感神経は体がゆったりとしている時に強く働きます。

例えば、食事中は気分を落ち着かせて食べるのが基本です。睡眠中も同じように体を休めている状態です。このように、食事中や睡眠時など体を落ち着かせている時に強く働く神経が副交感神経です。

副交感神経が興奮することにより、食物の消化に関わる機能が活発になります。また、副交感神経は交感神経と逆の働きをするため、心臓の機能は抑制されます。また、副交感神経は癒しの物質が分泌されて身体にいいということもいろいろなところで言われています。

主に、現代人は交感神経優位になりがちです。あれもしなければ、これもしなければと頭がいつになっても休めず、ずーっと交感神経優位。要するに緊張状態がずっと続いている状態になります。
現在は、パソコンやスマ―トフォンの発達で、動いていなくても神経的には刺激を常に受け続けています。そうすると身体が壊れるのも無理はありません。

バランスよく副交感神経が優位になる状態も作る必要があります。

副交感神経が優位になるためには、仕事や気になることから離れて、休んだり、違う趣味のことを考えたりする下のような行動が必要です。

副交感神経を活性化するための10の方法

1.休憩の時間を適時入れる(1時間働いたら15分休むなど)
2.パソコンやスマートフォンを見る時間を決めたりルールを決める
3.ストレッチ、ヨガ、呼吸法、瞑想法などを学ぶ
4.週に1度は趣味に没頭する
5.気楽に生きる
6.寝室を落ち着いたものにする
7.寝る1時間前は食べない、パソコンを見ない
8.家では仕事をしない
9.信頼のおける人に話しを聞いてもらう
10.お風呂、アロマ、飲み物などをゆったりと楽しむ

副交感神経が活性化することで免疫力も高まり風邪にも良いそうです。

ぜひ毎日の生活に、副交感神経優位になる時間を取り入れてみて下さい。

【共創コーチ養成スクール】リレーションシップ2日間コース開催レポート(11/29、30)
一覧に戻る
関係性を変える