おはようございます。稲垣友仁です。
今日は、「あいづち」についてフォーカスしたいと思います。
辞書で「あいづち(相槌)」を引くと、
1 鍛冶(かじ)で、二人の職人が交互に槌を打ち合わすこと。あいのつち。
2 相手の話にうなずいて巧みに調子を合わせること。
相槌を打つ=相手の話に調子を合わせて、受け答えをする。
と書かれていました。(goo辞書より)
コーチングやカウンセリングで行うあいづちは、上記の2の意味になりますが、1のイメージもとても大切だと思います。
二人の会話を重ねていくことで、新しいものを創り上げていくというイメージです。
あいづちが上手い方と話していると、知らぬ間に乗せられて話してしまう。
話しているうちに、新たなことがひらめくということがよく起こります。
会話の合間に、じゃまにならない程度のあいづちは、相手の会話や気づきを促進するのです。
「うん、・・・うん」
「なるほど」
「へ~、ほ~」
「そうですか」
「はい」
「それで」
これらをリズムよく間に挟んでいくことで、相手の話を促進していくことが大切です。
今週は普段の会話の中に「あいづち」を意識して入れてみて下さい。
多くの人が、心の中では「ほ~」とか思っているのですが、声に出している人は少ないように思います。
相手の話に反応し、相手の話を促進させることで、新たな方向性が生まれるかもしれません。