おはようございます。稲垣陽子です。今日は節分ですね。
今「部下を育てるのが上手いリーダーの特徴」をまとめています。
いくつか特徴があるのですが、その一つに、
「人の話をきちんと聞いている」といいうのがあります。
当たり前なんですけれど、やっぱりできるリーダーは聞くのが上手いんですよね。
聞くのが上手いというか、正式に言うと、最初の30秒の話し始めの聞き方が上手です。
どんな話をしても受け取る準備ができている、と言いましょうか。自分の話を吸収してくれるような感じがするのです。
部下から話しかけられて耳を貸さないという上司はほぼいないでしょうが、
何を話すんだ、と一瞬身構えてしまい身体が斜めに引いてしまったり、
きゅっと眉間にしわがより、面倒くさそうな表情をしてしまったり、
相手が話すことを途中で理解して、遮って喋ってしまったり、
目がぐっと下に向いて身構えるようになったり、
身体がそわそわと動いて落ち着かなかったり、
してしまいます。
人は、特にネガティブな話等は瞬時に察するので、防衛本能としてはとても自然な振る舞いなのですが、
話す方からすると、及び腰で、自分の話をすべて吸収してくれるような印象にはならなくなります。
できるリーダーは、大抵この防衛本能を自分なりに解除する方法を持っています。
例えば、
・相手から話しかけられたらまずは大きくうなずく
・目線をぐっと相手に合わせる
・肩の力を抜く
・口角を上げる
・静かに息を吐く など
そうやって、自分を守る方ではなく、相手を受け入れる方へ意識を向けます。
ということで、今週は自分の中の防衛本能を超える聞き方を意識してみましょう。
リーダーでなくても、苦手な人やネガティブな話に対しても使うことができます。
息を吸うように、相手の話を吸収してみる。すると予想外のことが聞けたりするかもしれません。
良かったら試してみてくださいね。