おはようございます。稲垣陽子です。
先週は、毎年やらせて頂いている、ある行政の管理者研修でした。
二日間、マネージャーに必要なコーチングのスキルや自己の役割について学びます。
研修の最後には、明日からの行動計画を皆さんに書いてもらいます。
皆さんがどんなことをやろうと決めたのか興味があったので、書いている時にぐる~と廻って、垣間見させて頂きました。
すると、
「自分から声をかける」「自分から挨拶をする」など、
「自分から・・・をする」というのがとても多かったのでした。
研修ではそういう話はしていないんですけれど、そういうことを感じ取ってくださったのですね。
きっと。
自分から何かを始めなければならない、と考えると気が重くなる方もいるかもしれません。
確かに、全く思ってもみなかった新しいことをする、となるとストレスもかかります。
でもコミュニケーションにおいては、多くの人は自分が何をすべきなのか実は気がついている、と私は思っています。
本当は、以前から自分から声をかけた方がいいと思っていた、
でも、
・気づいているけれど、自分がしなくてもいいだろう
・自分よりもそれをするにふさわしい人がいるだろう
・今さらこのパターン(ノリ)を変えるのは面倒くさい(恥ずかしい)
・変えるのは自分じゃなくて相手の方だろう
・いつもと違うことをしたら相手が変に思うのではないか
そんな思いが交差して、しっくりはしていないけれど、目の前の人とその関係性を続けてしまいます。
そこで今週は、あなたがやったらいいだろうな、と、前から思っていたことを自分からやってみましょう。
大それた、特別なことをしなくて構いません。前から思っていたことでいいんです。
そして、1週間続けてみてください。
思ったほど簡単にできてしまうかもしれません。
良かったら試してみてくださいね。