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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

選択肢を広げる

おはようございます。稲垣陽子です。
新しい年が始まりましたね。どんなスタートをお過ごしですか?

元旦の朝日新聞の特集記事の中にこんな一文がありました。
「若さとは年齢をさすのではない、選択肢をすてないことなのではないか」

つまり、実年齢に関係なく、自分の未来に対して複数の選択肢を持っているほど「若い」と言える、ということなのでしょう。

しかし、実際にはこの「選択肢を持つ」というのがなかなかのくせ者。
「どんな選択肢があるのか分からない」や「この選択肢で充分(他は無理)」「自分はこの選択肢であるべきだ」という声をとても良く聞きます。
老若限らず、「選択肢」は自分の経験や知識に影響されるため、自分の可能性や成長を高めてくれるような選択肢は一人ではなかなか思いつかないものなのです。

そこで、コーチの存在が役に立ちます。
コーチが様々な視点で質問を投げかけることで、思ってもいなかったことに意識がいき、結果、自らの選択肢を広げることができます。

では、今週は選択肢を広げる質問をいくつかご紹介します。

1、何をしても失敗しない(損をしない)としたら、どんなことをしてみたいですか?
2、今年で地球が滅亡するとしたら、しておきたいことは何ですか?
3、恐いけれど、やれたらいいなと思うことは何ですか?
4、面倒だけれど、やったらいいなと思うことは何ですか?
5、今まで生きてきた中で「面白そうだな」と3回以上思ったことは何ですか?
6、友人や著名人であなたが憧れる人は誰ですか?その人のどの部分に惹かれますか?
7、今年の12月31日に1万人を前に、講演をすることになりました。どんなことを話したいですか。そのために今から準備をしたいことは何ですか?

どんな回答が出ましたか?
回答ズバリのことは今年中には実現されないかもしれません。でも、その中にある要素、あるいは全回答を通した共通点は、確実にあなたの中にあるもので、実現されたがっていると私は思っています。

今週はあなたが可能性を感じる選択肢に向けて、一歩を踏み出してみませんか。
ステキな一年の始まりとなりますように。

今年もどうぞ宜しくお願いします。

教育に必要な二つの視点
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