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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

話せない/聞けないの裏側に潜むもの

おはようございます。稲垣陽子です。
コミュニケーションの基本、と言えば「話すこと」「聞くこと」ですよね。
これが成立しているとき会話はスムーズに流れます。
しかし多くの人が、
うまく聞けない、あるいはうまく話せない、というところで悩みます。

実際のコーチングでも
「どうしたら人の話を聞けるようになるのか」
あるいは
「どうしたら人に自分の思っていることをうまく伝えられるのか」
という質問をよく尋ねられます。

そこで聞き方/話し方というスキルが役に立つのですが、
今日は敢えて別の側面からお伝えすると、
「聞けない/話せない」というのは、その裏に潜む自らの才能を知るチャンス!とも言うことが出来ます。

例えば、人の話をうまく聞けないという人は、
・物事を主体的に捉えようとするリーダーシップがある
・アイデアが豊富で人を触発することが出来る
・自分のポリシーをもって判断する力がある
・一つの事柄を別の事柄に結びつけるコネクター力がある
などの才能があるかもしれません。

逆に、うまく人に話が出来ない人は、
・人の気持ちを受け止める感受性が高い
・場当たり的なノリよりも物事の真理を探求する力がある
・共通点や同意点を見いだし調和を作り出す才能がある
・一つのことに思いを巡らす集中力がある
等の才能がある可能性があります。

では、どうしたらいいでしょうか。
まずは、自分の「聞けない/話せない」の裏にどんな才能があるのかを知り、認めることです。
そして、その才能が引き起こすメリット・デメリットを客観的に観察してみましょう。
そうすると、「主体的に物事を捉える才能があるけれど、こういう話の時には周りに話させた方がいいな」とか、「気持ちを受け止める感受性は私の魅力だけれど、ここは気にせず自分の意見を言う場面だわ」など才能の出しどころ、引きどころが見えてきます。

聞かなきゃ、話さなきゃ、と思うと余計なところに力が入ってしまうのですが、
自分の才能に気づいて認めることさえ出来れば、その発揮度に強弱をつけることは、意外とコントロール可能だったりします。

「話す/聞く」も自然と出来るようになるとも感じています。
良かったら試してみてくださいね。
今週もステキな1週間を。

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