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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

協力をもらう

おはようございます。稲垣陽子です。
先日、眼科の院長先生から興味深い話を聞きました。

カルテを電子化することとなり、現在膨大にある紙のカルテをスキャンしてもらうため3ヶ月だけバイトを一人雇ったそうです。

3ヶ月でスキャンをすべて終わらせるためには、一日約120冊行う必要がありました。
しかし、バイトのAさんが初日にスキャンした冊数はたったの20冊!
これでは3ヶ月ではとても終わりそうにありません。
そこで、院長はコーチングを活用しながらステップアップすることをしました。
まずは、Aさんに研修をしてスキルアップを図りました。すぐに一日40冊できるようになりました。でもそれで精一杯。
そこで、院長はこれ以上Aさんに言ってもストレスになると考え、方向を変えて、リーダーたちにAさんが100冊できるようにどんなサポートができるか考えてもらうようお願いしました。
するとリーダーたちが自主的に動き出してくれました。事務スタッフはカルテをスキャンしやすくするために、クリップやホッチキスをとる作業を手伝ってくれました。検査スタッフは、カルテの中身を吟味しスキャンする必要のない資料を取捨してくれました。院内が100冊に向けて少しずつ行動を変えていったのです。結果、一日80冊まで出来るようになりました。
そこで、今度は院長が協力できることとして、より効率のいいスキャナーを購入しました。結果、一日100冊を約1ヶ月で達成することができたのです。達成した日は院内中が大喜びで、Aさんもとても輝いていたそうです。

この話を聞いて私が学んだことは、人は一人で何かを成し遂げようとするよりも、多くの人から協力をもらうことで、想像以上の成果を手に入れることが出来るかもしれないということです。

そこで、今週は人の協力をもらう、というのをやってみましょう。一人でもやれるけれど、人に協力をもらうことで、自分の想像を超える体験を味わえるかもしれません。
あるいは、誰かの協力をしてみる、というのもいいかと思います。
良かったら試してみてくださいね!

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