記事一覧
メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

取り組みを楽しくする

おはようございます。稲垣友仁です。

子どもとお風呂に入っていたときの出来事です。

「もう、出たい!」と息子が言い出しました。
あまり湯船につからずに出ようとしたので、
私は、
「100まで数えたら出ようね」と言いました。

そうしたら、「いや、もうでる!!」
と怒り気味。

当然、体調が悪かったりする可能性もあるのですが、熱もないし、身体を暖かくしてから出たほうがいいと思ったので、違う方法で提案してみました。

じゃあ、「10までを10回数えたら出てもいいことにしようか」

と言うと、その仕組みが面白かったらしく、
「いいよ」ということになりました。
この時点で、10までを10回数えると100になるということは息子は知りません。

両手を出して、指を折りながら10数えます。最後に来たらまた指を立てるという動作が面白かったらしく、あっという間に終了しました。

ここで学んだのが、果てしなく遠い目標だとやる気がなくなるので、短いスパンに区切るということ。
そうするとちょっとでも「いける」という気が起こります。

そして、取り組み自体を楽しくすること。

目標を達成するには、取り組みをいかに楽しくクリエイティブに出来るかが重要だと思います。
そういうことが上手な人ほど目標達成が上手なような気がします。

その後、息子に聞きました。
「10を10回数えたらいくつかわかる?」
「わかんない?」
「数えてみ~」
「10、20、30・・・100!」
「えっ、100?」
「そう、100」

いつの間にか、3分ぐらい湯船に使っていた息子でした。

今週は、皆さんが何気なく行っている行動を、さらに楽しんで出来ないか考えて見ましょう。
そうすることで行動に息吹が吹き込まれるかもしれません。

稲垣友仁

あきらめないこと
一覧に戻る
ヨハン・クライフの言葉