おはようございます。稲垣陽子です。
今日は「承認」についてです。
承認はコーチングの中でとても大切なスキルであり、日ごろから心がけている人は多いのですが、よくよく聞いてみると、実は相手にとっては承認になっていないことが結構あるようです。
先日もあるリーダーの方とのコーチングの中で
承認を意識して部下と関わっているが一向に部下の行動が変わらないという話になりました。
そこで、どんな風に承認をしているのか、私を部下だと思ってやっていただきました。
出てきた言葉は、「すごい」の連発。
そこで「すごい」って何がすごかったんですか?
と聞くと、言葉が出てこない。
つまり、承認はできたらしようくらいの軽い気持ちで相手を見ているんだということがわかります。
また承認をしているつもりで、自分の話しをしている人も結構います。
「すごいわね~私にはできないわ、私は昔から不器用で・・・」と、自分を謙遜して相手を上げているようで、結局自己憐憫の話につき合わされる、とても承認された気にはならないですよね。
つまり、承認で大切なのは、観察力。
それもどこか承認できるところはないかなと探し、
「ビビッとくるくらいの発見」が必要です。
よかったら今週はビビッ来る発見を求めて相手の方をよく観察してみてくださいね!
稲垣陽子