おはようございます。YOKOです。
定期的にあるショッピングモールでの研修を行っています。
先日は、過去・現在・未来と時間軸に分けた質問の練習をしました。
まずは、全体で一つテーマを出してもらって自分の聞きたいように質問してもらいました。
すると、ほとんどの人が「現在」に関する質問をするのです。
「部下は何人ですか?」「年齢はいくつくらいですか」など、状況を確認する質問が出てきます。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、バランスとして過去、特に未来の質問がなかなか出てきません。
最後のQ&Aで、「未来の質問の大切さは良く分かったが、どういうタイミングで質問をしていいのか分からない」という質問が出ました。
質問に回答しながら、この質問が出る背景は何だろう、と考えたとき、
「いつもそこ(未来)に視点がないから出来ないんだ」ということに気がついたのです。
目の前の人に、未来に関する質問が出来ない、それは日ごろから自分にも未来に関する質問をしていない、ということなのではないか、と思ったのです。
質問のレパートリーを増やしたい、よく聞かれる相談です。
用語集を作る、人の質問に聞き耳を立てる、スキルを磨く方法は色々あります。
でも、まずは自分に対する質問を増やすこと。
自分で自分に問いかけることで、自分の内側にたくさんの視点を持つことが大事です。
今週は、未来への質問をテーマにしたいと思います。
まずは、自分自身に未来への質問を作ってみてください。
そして、それに答えてみる。
例)
・1年後は今と何が変化していたいか?
・1週間後に受け取っているものは何か?
・3年後、目の前の人はどうなっているだろうか?
など
うまくいきそうでしたら、相手にも投げかけてみてください。
稲垣陽子(YOKO)