おはようございます、稲垣陽子です。
最近、パートナーが煎茶を飲むようになりました。
自分で急須に茶葉を入れ、日本茶を飲んでおります。
それはとてもいいことなのですが、でも、私は毎回残念な気持ちになっていたのでした。
なぜならパートナーの煎茶は茶葉が多すぎる!
私が2煎目を飲もうとすると、茶葉が溢れんばかりになっています。
それを見るたびに「あ〜こんなに茶葉を入れないでよ・・」
「そこそこ高い茶葉なんだぞ〜!」(これが一番か!)と思う私がいるのでした。
そこで、パートナーに「茶葉の入れすぎだからもう少し少なくしてね」と言ったら
「どのくらい入れればいいの?」と言われました。
そこで実践をしました。
茶筒からお茶っぱを缶の蓋に入れ「このくらい」と見せると
「僕もそれくらいしか入れていない!」と言います。
「いやいやそれでもあなたの量は多いんだ」と、お互いの感覚の違いについてプチ口論に。
さて、そんな一幕があった後、
実家に帰りお茶を飲もうと茶筒を開けると
中に木製の「茶匙(ちゃさじ)(お茶スプーン)」が入っていました。
そうでした!お茶には茶匙(お茶スプーン)があって、
それで茶葉を入れるのでした。
茶匙でお茶っぱをとれば、大体の適量がわかります。
缶の蓋よりかは確実です。パートナーに申し訳ないことをしたな、
と思い、さっそく茶匙を買いに走ったのでした。
私たちは多くのものを「感覚」でキャッチしています。
でも、今回の茶葉の件のように感覚は人それぞれ。
この感覚の不一致が誤解を生み出したり、争点として討論になったりします。
逆にお互いの感覚が共有され、さらに一致できれば、
つながりや安心は増えることでしょう。
あなたにとっての「茶匙」は何になりますか?
今週も素敵な1週間をお過ごしください。
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