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メルマガ「共創コーチング®」未分類稲垣 陽子

I am OKで行きましょう!

おはようございます。稲垣陽子です。

交流分析という言葉をきいたことはあるでしょうか?
人間の行動やコミュニケーションパターンを理解し、
改善するための心理学的理論であり、
1950年代にエリック・バーン氏によって提唱されました。

交流分析は、対人コミュニケーションや自己理解に役立つツールとして、
コーチングでも活用されています。

ライフポジション

その中にライフポジションという考え方があります。
自分、あるいは相手をどのように捉えているかを4象限で分けたものです。

その軸は「あなた(私)はOKであるかどうか」というもの。
OKとは、文字通り、あなた(私)はそのままでOKだという意味です。

4象限を分けると以下のようになります。

1)I am OK, You are OK (私はオーケー、あなたもオーケー)
2)I am OK, You are not OK (私はオーケー、あなたはオーケーでない)
3)I am not OK, You are OK (私はオーケーでない、あなたはオーケー)
4)I am not OK, You are not OK (私はオーケーでない、あなたもオーケーでない)

詳しくは、ネットや書籍でたくさん説明が
出ているのでご覧いただければと思いますが、
今日私がお伝えしたいのは、コーチングをする時に大事な姿勢はどれか、ということです。

無意識のダメだし

どれだと思いますか?

もちろんですが、1)のI am OK,You are OKです。そりゃそうです。

でも、よく考えてみてください。
実際に目の前の人と対話をする時に
3)のI am NOT ok, You are OK になっていることってないですか?

コーチングをする際に、自覚レベルで「You are not OK」に
なっている人はほぼいないと思います。
目の前の人は素晴らしい人だ、どんな話も受け入れよう、
など肯定感や受容感をもち「You are OK」の態度で臨もうとしていると思います。

でも、自分自身に対してはどうでしょうか?

(あー変な質問しちゃったな・・)
(まだまだ私は足りていない)
(失敗しちゃった)
(この人すごいな、それに比べて私なんて・・)

上記のように無意識に自分にだめだしをしていることってないですか?
これは、「I am NOT OK」と言っているようなものなのです。

あなたのあり方はそのまま
「場のエネルギー」として相手に伝わります。

あなたがI am NOT OKと思っていれば、
その場は変なことを言ったら批判されるかもという
緊張感や硬直感のある場になる可能性があります。

コーチはクライアントが自由に話せる安全で支援的な環境を作る必要があります。
そのためには、何よりもまず自分を「I am OK」の状態にしておくことが大切です。
あなたがI am NOT okと思っている限り、
その場はそれほど安全ではなくなってしまいます。

I am OKとは、私はこのままでOKである、
私は満たされている、愛されている、存在する意味がある、など、
この瞬間の自分に対して思いやりを持って自分で自分を受け入れる姿勢です。

それは、相手に何を話しても大丈夫
と言った安心感や自由さを与えるでしょう。

今週はぜひまずはI am OKで過ごしてみてください。
そうしたら自然とYou are OKになったりもします。

ぜひ試してみてくださいね。

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