おはようございます、稲垣友仁です。
毎日暑いですね。
まだ8月上旬なので、これからもこの暑さはしばらく続きそうですが、
お身体ご自愛ください。
さて、この夏は講演・研修で、いろいろな場所に行かせていただいており、
現在は岡山に滞在しています。
晴れの国岡山というだけあって、快晴です。
夏は教育関係の研修が多いのですが、
各地に行くと僕が話すよりも
その先生に話してもらった方がいいんじゃない?
と思うようなすごい先生にお会いします。
今日は、ある教職員向けに行なった講演での体験を紹介します。
講演終了後は、いつも、担当者がまとめの話を参加者にしてくれます。
その日は、その会の会長でもある校長先生が、まとめの話をしてくれました。
僕の講演の内容に沿った形で、
さらに新しい知識をお話しいただき、会場にいた皆が
メモをとるぐらい すばらしい話でした。
僕も、すかさずその場でメモを取ってしまいました。
講演が終わった後に、その校長先生と話していたのですが、
どうもその校長先生は 私の講演の後の
まとめの話を3つ用意してきていたそうです。
「3つ考えてきたけど、1つが講演会の話と合ったので、よかったわ~。」
とおっしゃっていました。
私がこれまでに講演したものをリサーチして、
どのような話を言うかをシュミレーションして、
3パターン作ってきたわけです。
その時点で、良いものができることは想像がつきます。
コーチングでは、相手に3つ案を出させることをよく行います。
「ポイントを3つ上げるとしたら何ですか?」
「問題を3つに絞るとしたら何になりますか?」
「行動を3つ上げるとしたら何でしょうか?」
など、シンプルなのですが、3つ目に出してくるものが、
クライアントにとっては今まで考えてもなかったような
クリエイティブなものが出てくることがよくあります。
良いものを創ろうと思ったら、
案は一つよりも3つぐらいは絞りだすといいかもしれません。
ぜひ案を3つ出すことを日常で試してみてください。
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