明けましておめでとうございます。稲垣陽子です。
2023年になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
枠をはずす
年末に行われた、レコード大賞。
今年の受賞はSEKAI NO OWARIの「Habit」でした。
癖になるリズムとダンスで注目を集めた楽曲です。
でも、私はその歌詞に心惹かれました。
habitとは日本語で「習慣」のこと。
”君たちったら何でもかんでも
分類 区別 ジャンル分けしたがる
ヒトはなぜか分類したがる習性があるとかないとか”
と、人が自分を分類したがる習慣について歌っています。
確かに、一昔前は勝ち組、負け組、
今は陰キャ、陽キャ。
私も「おばさんだから」と時々自分を分類して
なだめているところもある・・。
でも・・・。
”俺たちだって動物
故に持ち得る originalな習性
自分で自分を分類するなよ
壊して見せろよ そのBad Habit”
“ただその習性に喰われないで
そんなhabit 捨てる度
見えてくる君の価値”
と、サビの部分ではこう歌っています。
つまり、分類することで仮の安心は手に
入るかもしれないけれど、本当のあなたが見えなくなる。
誰もがoriginalな習性、個性を持っているのだから
分類する習慣をやめて、
どこかに収まることでかりそめの安心を持たないで、
本当の自分の価値を大事にしようよ、
そんなメッセージに聞こえました。
自分の本当にやりたいことをはっきりさせたい、
自分の得意なことを知りたい、
コーチングでよく聞くテーマです。
それを知りたければ、まずは無自覚に
分類している自分の枠を取っ払ってみましょう。
そうすれば、自分の知りたいことは、
探そうとするのではなく、
自然と見えてくるのだと思います。
2023年。
今年もどうぞ皆様にとって素敵な一年になりますように。
文中歌詞引用 全て
SEKAI NO OWARI「Habit」ー作成 Fukase
「Habit」歌詞 copy right by Tokyo Fantasy Inc.
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