【共創コーチング®︎コラム】今年を振り返るシンプルな質問2020年バージョン

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おはようございます、稲垣友仁です。

2020年も残り半月ほどになりました。
そろそろ今年一年を振り返る時期になりました。
あなたにとって2020年はどのような年でしたでしょうか？

今年は、これまでにはない危機的な状態が常にあり、大変な年だったかもしれません。
一方で危機は、変化や進化の機会も生み出します。
この危機が良い方向へのスイッチになった方も多かったかもしれません。

ある意味、特別な1年だったこともあり、今年は時間を取って、年末にかけて今年1年をゆっくり振り返る「内省期間」とすることを提案したいと思います。

今までのようにパターン化できない、先行きの見えない時代だからこそ、羅針盤は自分自身の中にある「軸」です。

共創コーチングのパーソナルベースを学んでいる方はご存知かと思いますが、そのことを「価値」と呼びます。

「価値」とは、生まれながらにしてそれぞれが持っている自然と惹かれる行為や活動のこと示します。

「価値」とつながっている行動はとてもパワフルで成果も出しやすく、周りもみていて感動します。
そのような活動と触れている時間が長い人ほど、幸福度も高くなります。

来年、しっかりと自分が望む未来を選択するためにも「価値」という自分自身の「軸」を強固にする必要があり、今年一年の自分の活動の中で、今後も持っていきたいものと、ここで捨てていくものを選別しておき身軽になっておく必要があります。そういう意味も込めて、今年は長めに振り返りの期間を取りたいと思います。

例えば、私は今年、健康について突きつけられる年となりました。

今年の4月初旬から血圧がいきなり高くなり、熱はないけど熱がある時のような症状に悩まされていました。

最初は循環器を疑いましたが検査の結果何もなく、特に病院へ行った次の日は調子が良く、また、クライアントさんとコーチングをすると血圧や脈拍も安定していきます。あとは、神経の圧迫からくる自律神経失調症も疑い、姿勢の調整も週一で通いましたが、それでもなかった感じです。
最終的には、調子が悪い時は音が気になり聴覚過敏かもと思い、心療内科でリラックスする軽い薬をいただき症状が和らいで行きました。

リアルな教育講演は全てキャンセルになり、そのおかげで、体調を整える時間ができたおかげで、体重も減り、ストレスも軽減され、まだ完璧ではなくても、今まで以上に健康体になりました。
この経験から、今年の4月までは仕事が人生の優先順位の一位でしたが、現在、そして来年も健康を人生の優先順位の第一におき、しばらくは自分自身の健康を追い求めていきたいと思いました。

また、3年前からコーチングスクールのオンライン化に取り組んでいたのですが、いろいろなことを言い訳にして、スタートの時期をズルズルと引き伸ばしていました。
しかし、今年は否応なく、オンラインで行わなければならない状況に追い込まれ、7月からのスタートを3月から早めることになりました。

何せ、何年も前から準備は行ってきたので、テストも含めて準備は万端だったのでスムーズに移行でき、さらに、全国はもとより世界から参加者が集まるというとても素晴らしい機会をもらえたと思っています。
共創コーチ養成スクールで大切にしている「共創状態」を作ることができる人を世界に広めたいと強く思った年でした。

もちろん、まだ先行きの見えない時代ですので、今後の経済や仕事の形、そして引き続き健康面など、まだまだ気が抜けない状態が続くと思います。

上記の例では、最終的にポジティブになることばかり書きましたが、そうでないこともいくつかあります。

その辺を丁寧に振り返っていただければと思います。

毎年行っている、「今年を振り返るシンプルな質問」を2020年バージョンに変更しました。
これを元に1月ー12月まで丁寧に振り返ってみることをお勧めします。

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『今年を振り返りましょう2020年バージョン』

・今年はどんな年でしたか

・どんな成果がありましたか

・どんな課題がありましたか

・来年も持っていきたいものと来年は捨てたいものは何ですか
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先が見えない時代だからこそ、周りの情報に振り回されれるのではなく、どのような未来に進んでいきたいのか、しっかりと自分自身の大切にしている価値を感じながら未来を選んでいく必要があると私は思いますし、それができるチャンスの時期なのではないかと思います。

ボーッと過ごしていると、テレビやインターネットや人々の噂話に振り回されてしまい、自分を見失ってしまいます。