おはようございます。稲垣陽子です。
昨日は日本コーチ協会山陰チャプターで講演でした。
久しぶりのリアルな講演会でテンションも上がりました。
今回のテーマは2年前に出版した拙著の「言いづらいことをサラリと伝える技術」についてでした。
もしあなたが言いづらいことを伝えなければならない立場だとしたら、どんな気持ちになりますか?
恐らくストレスを感じたり、ドキドキしたりするかもしれません。
一生懸命考えて伝えても、うまく伝わらず相手の態度は何も変わらないなんてこともあるでしょうし、伝え方を間違って相手の逆鱗に触れ関係が悪化した、なんて事もあるでしょう。
でも、時々、言いづらいことをサラリと伝えて、それでも関係が悪化することなく、却って信頼度がアップしたり人望を集める人っていませんか?
今日はその人たちが知ってか、知らずか行っているコミュニケーションのポイントについて5つご紹介します。
人はそれぞれ違う、ということを理解しまずは相手が何を思っているのか、聞こうとしています。相手の話を、相手の立場に立って聞き、相手の思いや考えを理解しようとしています。同情とは違います。
なぜその人はそんな言動をするのか、その人を突き動かしているものは何か、相手が発している言葉だけに左右されるのではなく、その奥にある才能や課題を見ようとしています。
相手にとっていいな、と思うことは率先して自分からコミュニケーションをとります。
「自分の話は大したことない」「自分はその立場ではない」と言って引っ込めたりはしません。
なぜなら
このメルマガのタイトルにありますが、「答えはあなたと私の間にある」と考えます。
自分の考えかもしれませんが、今思いついたそれは対話によって浮かんだ「場」のものであり、自分はそれをキャッチしただけ、と考えるからです。
これが一番大事!ですが、相手に何をして欲しいのか究極の一言がはっきりしています。はっきりしていれば、言い回しや言葉遣いなどはそれほど大して重要ではありません。
逆に、多くの人がこの一言があやふやなので伝わらないのです。
相手に合わせて言動やタイミングを選んで調整しています。
その時のポイントは「違和感」です。
話をしていて、何か「違和感」があればそのままにしません。コミュニケーションを止めたり、確認を取りながら、対話をします。
いかがでしょうか。
私が言いづらいことをサラリと伝えている人を観察してまとめた5つのポイントです。
簡単ではありませんが、日頃から意識をすることで、言いづらいことを言う時にサラリと伝えられるかと思います。
ぜひ、試してみてくださいね。
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