おはようございます、稲垣友仁です。
今日のメルマガは2年前に書いた内容ですが、この時期にとても大切だと思い、再度お伝えしたいと思います。
1月5日(土)にセミナーを開催し、多くの方々と今年の目標設定を行いました。
目標設定と聞くだけで、ため息が出たり、拒否反応を示す方が見えます。
今年も、目標を決める段階ではちょっと苦しそうな雰囲気が漂ってきていました。多くの方は、誰でもできるような、どこにでもあるような小さい目標を掲げる方が多く、さらに、結局、今年もやらなかった、、、というパターンが多く存在しています。
これは、目標設定に対して誤った考え方を持ってしまっていることが原因ではないかと思います。
そのようのな方々をそうさせている、誤った考え方は何か?
それは、
「目標は達成しなければいけない」
という考え方です。
「え~っ、目標は達成しなきゃだめでしょー」という声が聞こえてきそうな感じですが、当然、最終的には達成するためにやっているので、目標達成が大事になります。
しかし、目標を設定する段階で、「目標を達成しなければいけない」という考え方を必要以上に持ち出すと、それが良い目標を作る足かせになります。
大きな物事を実現している起業家やリーダー、スポーツ選手を見ていると、簡単に大きな目標を作ってきます。
彼らは、必ず達成するという意識よりも、無理かもしれないけれど、大きな目標を掲げることで、モチベーションのスイッチをいれるかのように目標設定しています。
作った目標に対しては、必死で実現しようと頑張ります。
要するに、そこにある大切な考え方は、
「目標とは達成するためにあるのではなく、自分を成長させるためにある」
という考え方です。
チャレンジに価値を置くことが目標設定を行う上での大切な視点です。
良い目標設定ができると、その目標を見るだけで、モチベーションが上がり、自然と行動を誘発してくれます。
ぜひ、今年の目標を立てた方は、そうなっているか、チェックしてみてください。
私の場合ですが、毎年、一年の目標を年始に立てるのですが、1ヶ月ぐらい、しっかりと世の中の流れも見ながら熟考し、区切りの良い2月3日の節分を正式なスタートにしています。
そこまで目標を寝かせる感じです。
そうすると、今の自分にはこれしかないなというものが明確になってきて、目標に力が吹き込まれます。
ですので、今年の目標は、まだ間に合います。
どんどん、自分ならではの、やる気の出るものに変えていきましょう。
コーチング・システムズ 稲垣友仁
【参考資料】
『PRESIDENT MAIND 成功し続ける社長の考え方』
浜口隆則
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