4月になり、今日から新たなスタートという方も多いかと思います。
共創コーチングを行う際、スタートの段階で行う重要なポイントが、相手との「関係づくり」です。
私たちは、コネクティングと言っています。
相手ときちんとつながって(コネクトして)からコーチングを行いましょうと伝えています
人間関係を築くベースでもある「関係づくり」が出来ていると、色々なことがうまく周ります。
逆を言うと、関係づくりを軽視することで、後に大きな問題につながっていることが良くあるのです。
例えば、よくあるのが、あなたが上司もしくは教師で、部下や生徒が問題を起こし、呼び出して注意をしなければならない状況があったとします。
多くの方が、呼び出す瞬間から対決モードに入っていて、呼び出したらすぐに自分の聞きたいことを質問攻めにしてしまいます。
これでは、相手は自分のことを悪く思っていると思い、相手も反撃モードに入ってしまい、そこから関係性がこじれるということは良くあることです。
こういう場面でうまくやっている人は、下記の3つのどれかをやってから本題に入っているように思います。
1、よもやま話から入る天候について話す、最近あった出来事について話す など
2、コンタクトするプレゼントする、頼みごとをする、食事に誘う など
3、相手の話を聞いて理解しようとする真意を聞く、理由を聞く など
これらは、「あなたのことを悪く思っていないよ」というサインになるのかもしれません。
たわいもない話、たわいもない行動がクッションのようになって、後から効いてくるのです。
「これらをやったら、絶対に問題がおこらず何もかもうまくいく」ということではなく、
「こういう意識を忘れていたから、問題が起こった」という部分でとても当てはまるように思います。
4月は周りの人との「関係づくり」を見直す良い機会になるかと思います。成果を急ぎすぎず、ぜひ関係性を築く行動を地道に積み上げていきましょう。
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