おはようございます。稲垣陽子です。
今日は冬至ですね。
先日、ある会社さんで社長のコーチングの後に、社員さんと雑談をしていたら言われました。
「稲垣さん、社長のコーチングをずっと続けてくださいね。なぜなら、稲垣さんが来た後、社長はいつもご機嫌なんです。」
ご機嫌でいること。特にリーダーは自分がご機嫌でい続けることはとても大切です。
ご機嫌でいることについては、師匠である伊藤守さんの本にこんなフレーズがあります。
わたしは、この人よりも偉い、
わたしは、あの人よりも正しい、
わたしは、その人よりも優れている、
と、どんなに繰り返しても幸せにはなれなかった。
でも、
わたしは、この人を愛している、
あの人を愛している、
わたしは、この木を愛している、
こうしている自分を愛している、
と、半日繰り返していたら、なんだか泣けてきた。
「ご機嫌の法則100 伊藤守著 ディスカバー刊」
人は大抵目の前のことや相手に対して「二極化」が生じます。
どっちが偉いか偉くないか、どっちがキレイかキレイじゃないか、自分と相手(出来事)を区別して判断/評価します。
「二極化」の反対は、統合(完全)です。
統合のポイントは、判断して分けたもう一方を大事に思うことができるか、たとえ自分の意見とは違ったとしても、愛することができるかという姿勢です。
ちなみに、その社長がなぜコーチを受けた後ごきげんになるのか、別におだてて気持ちよくさせているからではありません。結構厳しいフィードバックもしていますし(笑)
ただ私は、この統合を常に意識してコーチングをしています。
社長の今の意見は、社員からするとこう見える、私にはこう聞こえる、でもどれが正しい訳ではなく、すべてが真実で、その中から社長は何を選びますか、と問うているだけです。
自分のことを自分できちんと選べている、その感覚も、自分がご機嫌でいるためには大切な要素だと考えています。
ということで、今週はご機嫌でいることを選択してみましょう。
師走で気忙しいと思いますが、ちょっとごきげんでいつづけてみる。
ステキな1週間になることを祈っています。
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