コーチング・システムズの稲垣陽子です。こんにちは。
さて、2014年も残すところ、あとわずかとなりましたね。
今年一年は、あなたにとってどんな一年でしたか？
思った通りの一年だったかもしれませんし、想像を超える一年だったかもしれません。
どちらにしても一年間，お疲れさまでした。
年末を、すでに来年に向けての準備期間に充てている人も多いことでしょう。
常に理想に向かって進んでいくことは難しいですが、なりたい自分、理想とする関係性に近づくために、私たちが提唱している「共創コーチング」のスキルは、助けとなります。
来年も引き続き行っていきますので、ぜひ、機会を見つけて習得してみて下さいね。
さて、ここ最近、「グローバル人材育成」ということで、公立高校において、英語の授業すべてを「英語」で行うようにと、文科省から指導通達されていることをご存知でしょうか？
授業の進行もさることながら、指示もすべて英語で、というお達しなのですが、そうは言っても現実は難しいそうです。
すべてが英語となると、チンプンカンプンになる生徒もいるはずですし、先生の英語指導力も問われますので、すべての高校で実施されているとは想像しづらいです。
しかし、私のクライアントさんに英語教諭の方がいらっしゃるのですが、彼女は、去年の４月からこの指導に取り組んでいます。
授業は、All English！進行や指示はもちろん、ジョークまで、ほぼ１００％英語のみで授業を進めています。
私は、この１年半、彼女の取り組みをずっと聞いてきました。
今までの授業をAll Englishにすればいい、という単純なものではありません。
いきなり、そんなことをしたら、生徒たちは理解できません。
さらに、高校生の最大の目標は「受験」であって「英語力」ではありません。
（日本の英語教育の問題でもあるのですが・・・）
高校の授業で、英会話スクールのような授業をしたところで、希望の大学に受からなければ授業をしたことにはなりません。
指導要領の学習も踏まえつつ、All Englishで生徒たちの学びを高めるためには、どうしたらいいか、授業内容や教材の検討、生徒の進捗に合わせた授業の進行、自身の英語力のブラッシュアップなどなど、やるべきことはたくさんありました。
でも、ある時、彼女のコーチをしていて気がついたんです。
すべてを英語で、そして、そのための準備や工夫で忙しくしているのですが、彼女が今までよりも活き活きしていることに気が付きました。
時間だけを見ていると、今までよりもかなりタイトなスケジュールになっています。疲労もたまっているし不安もある。
でも、今までの彼女とは何かが違うんです。元気だし、パワフルで、何より楽しそう。
「そうか、チャレンジしているからなんだな」
と気がついたのです。
人は何か新しいことに挑戦している時、未知なるものに向かい合っている時、その人から「チャレンジ」のエネルギーが出ます。
実は、これは自分では分かりづらかったりします。（無意識で突き進んでいるためかも）
チャレンジしよう！とは、自分の意志なので分かります。でも、「チャレンジしているなぁ」と感じるのは、実際には周りの人が客観的に見て判断していることなのかもしれません。
逆に言えば、あなたが今トライしていることは、周りの人が見て「チャレンジしているなぁ」と感じるほど、集中できているものでしょうか？
「チャレンジ」とは、何か困難なことを行うだけではないと思います。
未知なモノに向かい合っている時にも「チャレンジ」エネルギーは沸いてきます。
日常の当たり前の中にどれだけ「未知」を見出し、そこに向かい合っていけるか。
情熱を傾けて、そこに無意識に向かっていけるモノがあるか。
私も来年に向けて「チャレンジしてるなぁ」と思われるものを見つけて、そこに進んで行きたいと思います。
見つかったら、またご報告しますね。
ちなみに、この先生の取り組みは、生徒の成果にもつながっています。
先日受験のための模試があったのですが、例年より少しいい点数が出たそうです。
内訳を見ると点数が高い上位層の点数が例年より高かったそうです。
今までの受験英語の授業をしなくても、子どもたちに成果を出せています。
それだけではなく、点数には出なくても、英語を好きになる子どもたちや、自分の意見を出す楽しさを知る子どもたちを育てているだろうと考えるだけで、この先生の取り組みはすごく、すごく、尊い。
私のクライアントさんには、ガイアの夜明けに推薦したい人がたくさんいます！！
また、いろいろご紹介したいと思います。
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「共創コーチング」の基礎と実際のスクールカリキュラムを体験できる「体験プログラム」が、１２月１３日（日）に開催されます。
今年２０１４年最後の「体験プログラム」です。
⇒ http://mshn.jp/r/?id=0iuzx34
まだ、「共創コーチング」を受けたことがない、興味があるけど、どんなものか聞いてみたい、ということであれば、この「体験プログラム」は最適です。
自分の立場や仕事の中で「共創コーチング」が活かせるかどうかを確認しにいらっしゃって下さい。
⇒ http://mshn.jp/r/?id=0iuzy34
会場にて皆さんにお逢いできること、楽しみにしております。
今日も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。
また次回もお楽しみに。
株式会社コーチング・システムズ
稲垣 陽子
