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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

コミュニケーションパターン

おはようございます。稲垣陽子です。
コーチと言う仕事を通して、私が感じている事の一つに、
「人はそれぞれ特有のコミュニケーションパターンを持っている」というのがあります。

話し方、合いの手の入れ方、視点の捉え方、間の取り方、口癖、など、その人特有のコミュニケーションパターンがあり、それは、普段の人との関わりにとても強く影響を受けながら創られている、と考えられます。

例えば、会社の上司ー部下などは、話し方や思考回路までとても似てきたりします。以前「上司のことが苦手なんだ」と言った部下の方の話し方が、上司とそっくりで、口癖とそれをいうタイミングまで全く一緒だったことがあり、思わず笑ってしまったことがあります。

ある人が、学生時代から親元を離れて何十年も経っているのに、先日、思春期に入った息子を叱った時に、その言い方が自分の父親にそっくりで愕然とした、と話してくれた人がいました。

こんな風に、コミュニケーションはその人特有のパターンだけれど、知らず知らずのうちにたくさんの人の影響を受けて、成り立っています。

ですので、コーチングを学んだらすぐにコーチングができるようになる、というとそういう訳ではありません。特にコーチング的関わりが日常の中で行われていない場合は、気づくといつものパターンになります。

そのためには、当たり前ですが人とのコミュニケーションをとる前に、どんな事に気をつけるのか、意識をしてから始める事が大切です。
「最後まで相手の話を聞こう」「まずは質問で相手の思いを聞こう」など、意図を持って関わりを始めるようにしてみてみます。

最初は難しいと思います。
私もよく、「相手の話を聞こうと思って向き合ったのに、話し始めたらすっかり忘れてしまって、結局いつものように喋ってしまった。後でコーチングができていなかったと自己嫌悪になります・・」
という感想を聞きます。

それでも構いません。話していたら意図した事を忘れてしまった、よくある事です。
忘れてしまったら思い出せばいい。そしてまた意図を持って会話する。
その繰り返しが少しずつ自分のコミュニケーションパターンを変えてくれます。

出会いの多い4月は、意図を持ってコミュニケーションをとりやすい時期でもあります。
良かったら試してみてくださいね。

扱い方を変えてみる
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