おはようございます。稲垣友仁です。
冬の寒さが和らぎ、暖かさが増してきました。
人も動物も行動が活発化される時期に入ります。
私たちは、やらなければいけないのに、ずるずるやらないでいると、そのことにエネルギーが吸い取られ、パフォーマンスが下がる、という状態に陥ることがあります。
例えば、やらなければいけないレポートの準備、プレゼンの準備。
これをずるずるひっぱっていくことで、何か気持ちが重くなるということは誰もが経験のあることだと思います。
これらをきちんと完了するとスッキリした気持ちになります。
このような、やらなければいけないのにやっていないことでエネルギーが吸い取られる状態のことを未完了といいます。
未完了感は私たちからエネルギーを吸い取っていきます。
逆に完了感は私たちの気持ちを軽くさせ、さらなる行動やクリエイティブさを誘引してくれます。
つねに完了感を持っていることがパフォーマンスを上げる秘訣です。逆を言うと、未完了をどれだけ排除するかということがとても重要です。
コーチングでは、クライアントの行動を止める未完了についても扱っていきます。
では、未完了を抱えてしまう状態をを減らすにはどうしたらいいのでしょう?
下記にポイントを3つ上げてみました。
1.安請け合いをしない。必要なこと以外はしない
未完了を減らすには未完了の可能性があるものを排除することです。
NOといえるかどうかにかかっています。
そのためにも自分自身は何を大切に生きていくのか、行動していくのかという指針を持っていることも同時に大切になります。
2.締め切りを意地でも守る
相手のために締め切りを守るという考え方で多くの方が動いていると思いますが、自分自身のパフォーマンスを下げないためにも締め切りは守った方がよいのです。自分自身との約束という感じです。自分で決めたことを自分でやりきると、自分への自信やパワーがわき上がってきます。
3.つねに決断をしていく
決めていないこともエネルギーを落とします。ペンディング状態が多いほどあなたのエネルギーは下がっています。
例えば、つきあっている人との関係をどうするか?
この団体を続けていくのか?
旅行にいくのかいかないのか?
この仕事にいつ決断を下すのか?
など、いろいろ迷うこともあると思いますが、何らかの決断をしましょう。
「今日はやらない」「今は決めない、~に決める」というのも決断です。
現在、自分自身のエネルギーが下がっていると思っている方はぜひ上記の部分でピンとくることを試してみてください。
春の暖かさに乗っていい行動が起こせるように祈っております。