おはようございます。稲垣陽子です。
最近「友達」という深遠なテーマに頭を巡らせています。
あなたはこの数年で何人友達を増やしましたか?
社会人になると、友達を増やすのが難しくなる、と感じる人は多いでしょう。
知人、同僚、仲間、お客さん、そういうカテゴリーにハマる人は増えるけど,「友達」と言われると一瞬悩んでしまう・・そんなことはありませんか?
その一方で友達を作るのがとても上手な人もいます。
私の母もその中の一人。いまだに新しい友人が増え、一緒にいると、しょっちゅう~へ行こう、~のチケットがあるんだけどなど「お誘い」の電話がかかってきています。
なぜ母は友達がすぐにできるんだろう・・・。
観察してみると、自分が「好き」なものにきちんと「好き!」と旗を揚げていることが分かります。
私はこれが好き、と言語化もしますし、好きなものを更に深めるような行動もします。
すると、同じようにそれが好きな人が集まってきたり、「好き」だというエネルギーに惹かれて興味を持つ人が近寄ってきたりします。
この「好き」なものを「好き!」と旗を掲げることは、誰でもしている当たり前のことだ、と思うかもしれません。
しかし、「~さんは~が好きなんですね」と言ったとしても、多くの人が「それほどでもないですよ」「たいしたことないです」と、濁す場面によく遭遇します。
好き、だけど、旗を揚げるまでには及ばない、旗を揚げるには自信がない、そう思っている人が案外多いのではと思います。
それが悪い訳ではありません。しかし、旗が揚がらないと、周りから見ると「この人ってどんな人なんだろう」とすぐには分かりづらいということが生じます。分かりづらい分、知人にはなれるけれど、友達として心を割って関わるには時間がかかってしまうように思います。
私の旗はこんな旗、開発途上だけど興味がある人集まれ~~そんな気分で人と関わると、ネットワーク社会の現在ならあっという間に気の合う友達ができるのかもしれません。
今週は良かったら、あなたはどんな旗を掲げることができるのか、意識を巡らせてみませんか。
もしくは、あなたの周りの人はどんな旗を掲げることができるのかも、観察して伝えてみましょう。人はなかなか自分の旗には気がつきません。
その旗の元に、素晴らしい友情が生まれるとステキですね。