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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

巻き込む方法2

おはようございます。稲垣友仁です。

大学時代は金沢で、冬にスキーのインストラクターのアルバイトをやっていました。
そこに、私たちアルバイトを束ねるリーダースタッフが二人いました。

一人のリーダースタッフは対話型

もう一人のリーダースタッフは指示命令型でした。

対話型のリーダースタッフは私たちアルバイトの意見をうまく使います。

「おっ、今何って言った?それいいねえ。ぜひやってよ」
「なるほど、そういう考えもあるんだね。すごいじゃん」
「~に関してどうしたらいいかなあ?」

そのように切り返してくれるスタッフには皆から意見がでて、とてもその人と話をするのが皆好きでした。
そしてこういう関わりを皆の前でやるので、チームとしてもまとまりがありました。

もう一人の指示命令型のリーダースタッフは
「俺が言ったことをなんでやれないんだ」
「違うだろ、~だ」

という強権的なかかわりだったので、アルバイトでも評判は悪く、その人の近くに行きたがらない状態でした。
なので、彼のチームは、意見も全然出ませんし、あまりアルバイト間での交流も少なかったように思います。

スキー遠足やスキー合宿だと何百人の生徒たちの指導をアルバイトを使ってやらなければいけません。
アルバイトを駒として使うだけの方と、アルバイトにもいろいろな才能を持っている人もいるので、いかにその力を使うかという視点でやっている人ではついてくる結果が違ってくると思います。

対話型のリーダースタッフの元に活動させてもらった私たちアルバイト指導者は、気持ちよく指導に集中できたこともあってか、後に、生徒たちからたくさんのファンレターが届きました(笑)。リピート率は高かったと思います。

今思うと、この時の対話型リーダースタッフは、対話を通して相手の力や集団の力を使うのがとてもうまい方だったなあと思います。
承認ベースに、相手の話をよく聞き、どんな方法があるのか質問によって関わる、まさにコーチング的関わりを行っていたように思います。
今でもその方から教えてもらったイメージは残っています。

今週はそんなイメージで、対話を通して周りの方と関わりながら、周りの力を使いながら、目標に向かってチーム一丸となれるよう、巻き込む練習をしていきましょう。

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