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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

コミュニケーションに自覚を持たせる

おはようございます。稲垣陽子です。
12月に入りましたね。

先日、兄がコーチを受けたいと言うので、知り合いのコーチを紹介しました。
顔合わせの場に私も同席し、兄がコーチングを受けるのを聞いていました。

終了後、兄は「いやぁ~こういうことを人に話したのは初めてだ!」と感激していました。
普段人には話せないような事も思わず話してしまった、お前も聞いた事なくてびっくりしただろ?と興奮気味。
素晴らしいコーチの方なので、兄も気に入って本当に良かったと安堵とともに、
そうか!と気づいたことがありました。

実は、兄がコーチに話した事は、私としてはお酒が入ればしょっちゅう聞かされている話であり、コーチがフィードバックした事は、私も何度も伝えていた事でありました。
でも本人には全くインプットされていなかったんですね(笑)
なぜなら、兄と私の会話の目的は「最近思っている事を話す」程度なので、会話は「話してすっきりした」で終わっていました。

でもコーチと話すということは「未来に変化を起こす」ことが目的になります。
兄はそこに向けて話をしたことで、話す内容はそれほど変わらないけれど、会話への自覚率が圧倒的に変わったようにみえました。

言葉一つ、気づき一つに意識を持ち、変化に向けて想いを巡らす。
そこに意識を向けるように会話を作り出すコーチの存在は、友達でも家族でもできないことだと改めて感じました。

今週は、コーチの方は改めてお相手の「より高い未来に変化を起こす」ことを目的に関わってみましょう。
コーチでない方は、自分自身のコミュニケーションの自覚率を高めてみましょう。
「今本当に話したい事は何かな」「目の前の人と共有したい事は何かな」「今知りたい事は何だろう」など、
意識をするだけで、会話の質も変わってくるかもしれません。

では!今週もステキな一週間を!

沈黙
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