記事一覧
メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

ポリシーを取り下げる

おはようございます。稲垣陽子です。
今週は冬至にクリスマスと、年の瀬を感じさせる行事が続きますね。

先日、2年ほどコーチングをさせていただいている社長さんとお食事をしていたときのことです。


社長が、
「コーチングを受けて、一番の転機になったのは思い込みが外れたこと。女性が主体の職場なので、絶対に社員には手を出さないと思って いた。でもそのポリシーにこだわることが、自分の行動を起こすブレーキになっていることが分かった。コーチングを受けたことで、それを気にせず思いっきりやろうって思えるようになってから、色々なことが好転してきたと思う。」とおっしゃってくださいました。

実際にこの2年で業績も上がりましたし、社員のリーダーシップ力も目覚ましく向上しています。

その裏には、気になることがあれば、積極的に社員に連絡を取ったり、面談をしたりという、社長の日々の行動がありました。

当然ですが、社員の方と心配するようなことは全く起きていません!

なるほど私たちは、「これだけは絶対にやらないようにしよう」と思うことが、時としてその人の行動に大きな影響を与えていることがあります。

そう思うことで、それ以外のこともやることに躊躇してしまったり、止めてしまったりすることがあるのかもしれません。

今年も残りわずか。今週は良かったら、日ごろ「これだけはしない」と決めているポリシーをちょっと緩めて、「誰かのためになりそうなら」思いっきり行動をしてみましょう。

いつもとは違う世界が繰り広げられるかもしれませんよ。

今年を振り返る3つの質問
一覧に戻る
忘年会的コーチング
研修と教育でリーダーを育成する【共創コーチング】
© 2016 Coaching Systems Inc.