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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

感想を伝える

おはようございます。稲垣陽子です。
12月に入りましたね。

ある会社でリーダー対象にグループコーチングをしています。
4-5人のグループに短時間で定期的に行っています。

その中で、スキルアップのため、一人ずつ順番にコーチとクライアント役をする「リレーコーチング」というのを行いました。

すると、コーチ役の際に、次の言葉が出てこなく行き詰まってしまった方がいました。「この後、何を聞いて良いのか分からないよ」と苦笑い。
そこで私は「今、話を聞きながら相手の方に対して何か思ったことがあるはずです。それは何でしたか?」と聞くと、少し考えて「あ~たくさん考えているんだな~と思った」と言いました。
そこでそれを伝えるよう促すと、クライアント役の方がはっとしたように「たくさん考えすぎているからうまくいかないのかもしれませんね。もっとシンプルに考えれば良いのかもって思いました」と答えました。

コーチングをしようとすると、多くの人は、何か質問しなければならない、承認をしなければならないと思い、そこに意識が行き過ぎるときがあります。
でも、その前に、相手の話をよくよく聞いていると、ふっと湧いてくる感想があります。「真剣だなー」「そんなこと考えてたんだぁ」等など。
それをそのまま伝えてあげることは、時には相手にとって純粋な鏡として役に立ちます。

今週は、聞いて感じたことをそのまま伝える、ことを意識してみましょう。

だから「すごい」「だめだ」と評価の言葉とセットで伝えたくなるのですが、そこは無しで、その手前に純粋に心に広がった「感想」を、短く、率直に伝えてみましょう。

相手の自ら気付く能力に驚かされるかもしれませんね。

では!今週もどうぞ素敵な1週間をお過ごしください。

忘年会的コーチング
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