おはようございます。稲垣陽子です。
暑い夏、いかがお過ごしですか?
さて、年2回のコーチングライブも来週8日開催となりました。
そこで、今日はライブのきっかけとなったある受講生の体験談をご紹介します。
(夫婦DEメルマガより抜粋)
彼女の息子さんが東京の大学に合格し、一人暮らしを始めることになったそ
うです。
時々電話をかけるのですが、つい心配が先立ち、
「寝てるの?」とか「ちゃんとごはん食べてるの?」「だめよ、食べなきゃ」
と、小言になってしまい、息子さんにうっとうしく思われ、結局気まずい雰囲気で電話が切られる、その繰り返しだったそうです。
そんな時、コーチングを学んだ彼女は「そうか、聞こう!」と、思いました。
いつものように電話をかけますが、できるだけ自分からは話さないように、息子さんの話を聞くことを意識しました。すると、自炊をしたり節約をしたりと、慣れない土地で自分なりに考えながら、がんばっているんだな、ということが分かったそうです。
すると、思わず、小言が引っ込み「頑張ってるんだね」「一生懸命やってるんだね」という承認の言葉が、自然に出てきたそうです。
それからしばらくしたある日、
その日は彼女のお誕生日だったのですが、息子さんが突然帰って来たのでした。花を一輪もって。
彼女は言いました。
「家に帰ってきて何をした訳でもないんです。おめでとうと言った訳でもないですし。ただ、いつものように一緒に夕飯を食べて、息子は最終電車で帰って行きました。それだけだけどすごく嬉しかったんです」
そう話す彼女は泣いていました。私も一緒に泣いてしまいました。
私たちは、できればわくわくと楽しい毎日を過ごしたいと思う。
でもそんな日はそれほど多くはなく、変わらない毎日が繰り返されるのが日常です。
そんな何気ない日常に、コミュニケーションを少し変えるだけで、いつもとは違うエッセンスが加わり、わくわくドキドキした体験を重ねることができる。
遊園地に行かなくても、少しコミュニケーションを意識するだけで、私たちの人生に彩りを加えることができるのです。
これもコーチングの楽しみ方の一つだと思っています。
今回のライブでは、その楽しみ方についてお伝えしたいと思います。
このコラムをもとにしたハンドブックもプレゼント!写真付きで持ち歩くだけでイメージがわくものになっています。
皆様にお会いできる事を楽しみにしています。