おはようございます。稲垣友仁です。
今日は『提案』についてご紹介します。
相手と関わっていると、どうしても伝えたいことやアイデアが沸いてくることがあると思います。
「こうしたらいいのに、・・・」
「これがあなたにとって一番良い方法だ」
コーチングは、相手に教えてはいけない
ということから、そういったアイデアを言ってはいけないのではないか?という葛藤に駆られる時があります。
基本的に、コーチングではなくて、ティーチングとして教えてもいいと思いますが、相手を主体的にしたいと思ったら、そのようなアイデアを「提案」という形で相手に差し出すとういのがコーチング的な発想です。
提案を行うときは、相手の考えを否定せずに十分聞いてから提案し、その提案を選ぶかどうかという選択権は相手にゆだねます。
提案は相手の考えを推し進める一つのきっかけ、もしくはヒントになり、その提案を元に、相手がいろいろなアイデアを出すという方向に向いていけばいいのです。
時に、あなたの提案が却下されたからと言ってショックを受ける必要がありません。
あなたの提案によってディスカッションに発展していけば、あなたも上級コーチです。
相手から何も意見が出てこないときや、相手の視点を変える時にあなたの提案はとても有効になります。
今週は、提案のタイミングを探ってみましょう。
相手と話していて提案したいことが浮かんできたら、相手の話を十分聞いた上で、「ちょっと提案したいことがあるけど言っていいい?」という一言を伝えたうえで、あなたのアイデアを伝えてみてください。
何か発見があったら是非教えてくださいね。
稲垣友仁