おはようございます。稲垣陽子です。
9月も残すところあとわずか。半袖でいられるのもきっとあとわずか。
皆さんはどんな一ヶ月でしたか。
さて、今月は「フィードバック」をテーマに話をしてきましたが、
何か試してみたでしょうか。
実際試してみると、フィードバックが冗長で相手がきょとんとしたり、
ドキドキしちゃって、思ってもないことを一つ、二つ言ってしまったり~ってことはないですか?
つまり、伝わらないフィードバックをしてしまうんですね。
では、フィードバックが上手になるためにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは、どんなフィードバックが効果的なのか、
自分が人からフィードバックをもらうということが大切です。
と、思って20代の頃はよく出会った人に
「私ってどうですか?」と聞いていました。
そういって悪いことを言う人はほとんどいませんでした(笑)
でも今振り返ると、そこに大して真実はなかったように思います。
なぜなら、私の聞き方が漠然としすぎていたから。
漠然としたものには相手もお茶を濁したような漠然としたことしか返ってこないのですね。
なので、フィードバックをもらうときには
相手も自分も本気にさせる必要があります。
そのためには、
・何に向けてなぜフィードバックがほしいのかを明確に伝える
例)~をうまくいかせたいんだけれど、私に足りないものは何ですか?
~になりたいんだけど、私は何をしたらいいと思いますか?
・相手の言葉を100%受け取り、変わる用意があることを伝える
例)~をAという状況からBにどうしても変えたいのです。
~までは自分で考えたけれど、ここからはどうしていいか分からない。
こちらの本気に、相手が本気で応えてくれて初めて、
どういう視点で言ってもらうとうれしい、とか、こういう言い方は伝わらない、など、どんなフィードバックが効果的なのか腑に落ちると思います。
そしていつしか、当たり障りのないコミュニケーションより、本気のコミュニケーションの方が心地よい、と感じるようなるかもしれません。
良かったら試してみてくださいね!