おはようございます。稲垣陽子です。
9月も中旬、いかがお過ごしですか。
今月はフィードバックスキルです。
フィードバックは、個人的には難しいスキルだと思っています。
だから私はコーチングの中では、率直に、手短に、軽やかに具体的事実を伝えることを心がけています。
例えば、
「○○というときは、言葉に力が入りますね」
「今、目が開きましたね」
「わからないと5回言いました」
「息を呑む音が聞こえました」
「さっきより手振りが大きくなりましたね」
「お子さんの話になると、声のトーンが高くなりますね」
など。
このように、目で見て、耳で聞いた、相手のコミュニケーションの具体的な事実を伝えてあげます。
そこで相手が何かを気づくかもしれないし、気づかないかもしれない。
でも、それは、コーチがコントロールすることではありません。
コーチは相手の鏡である、というスタンスがあります。
まさに鏡になったつもりで、遜色つけず、ありのままを伝え続けていくことが大切です。
今週は、相手の鏡となり、コミュニケーションの具体的な事実をフィードバックしてみましょう。
そのようなコミュニケーションを続けていくことで、お互いに微細な心の動きに意識がいき、より深遠で自分に正直な会話を楽しめるようになる、と思っています。
Let’s try!