こんにちは、稲垣友仁です。
今日から6月になりました。
6月と言えば梅雨の季節。
雨は嫌なイメージもありますが、ある意味いろいろな事を洗い流してくれて、個人的には落ち着く季節です。
さて、
以前、自分自身を向上させようと思って、1週間お寺へ修行に出かけたことがありました。
自宅から15分ほどいったところに、昔、ニューヨークタイムズでも紹介された内観で有名なお寺があります。
世界的に有名な哲学者や宗教者が修行に来ています。
そのお寺の和尚さんが言っていました、
『真理とういものは、そこら中に飛んでいる。
それをキャッチできる感性があるかどうかが問題なのじゃ。
人はいろいろと努力するが、
キャッチできる感性を磨く努力が一番大事なことだ。』
感じる。
ピンとくる。
コーチとしては、とても大切な感覚です。
優秀なコーチは、目の前の人との間に起こっている何かをキャッチし、それを相手に伝えたり、ディスカッションのテーマにしたり、質問の形に現したりすることで、クライアントに還元しています。
その感覚がクライアントにとっては、とても有効なのです。
ですから、コーチングにおいて、コーチが感じるセンス、直観力はとても重要な要素になってきます。
今月は、あなたの直感力を磨き、クライアントとの間に起こる何かを感じとる感性を磨いていきましょう。
今週は、対象としたい方に意識を向けて、何かを感じてみてください。
・体調が悪そうだなあ
・元気そうだなあ
・声のトーンが低いなあ
など、その人にチャンネルを合わせると、いろいろなことが感じられます。
それを、必要に応じて、「今日は、元気そうだね」とフィードバックしたり、「何かあった?」と質問の形にしたり、してみてください。
くれぐれも相手にとって有益と思われることを伝えてくださいね。
稲垣友仁(ジョニー)