「もし、1年間、お金も時間も才能も自由に使えるとしたら、
どこで何をしてみたいですか?」
という質問をしたら、
あなたはなんて答えますか?
実はこれ、企業研修などでよくワークとして使います。
二人組みになり、片方がどこで何をしたいのか、夢物語を話し、
もう一方が質問を多用して引き出していくというもの。
すると面白いことに、
夢物語として、意気揚々と話す人と、躊躇して話す人と、
大抵二手に分かれるのです。
躊躇する理由は人それぞれですが、
よく観察をしてみると、そういう人は頭の中で、
「無理だ~~~」
「ありえない~~~」
という言葉がぐるぐると飛び交っているのが分かります。
今週は、この「躊躇感」を見ていきたいと思います。
実は、夢物語に限らず、私たちは日常のちょっとした会話の中でも、
「躊躇感」を持っています。
どうせ言ってもだめだよな
こんなこと受け入れてもらえないよな
嫌に思われるだろうな
として、「言わない」ことを選択しています。
あなたはどんなときに躊躇感を感じますか?
そのときはどういう行動パターンをとることが多いですか?
そして、
もし何を言ってもうまくいくとしたら、
今、目の前の人にあなたが伝えたい言葉は何ですか?
今週はよかったらあなたの中の「躊躇感」と仲良くしてみましょう。
稲垣陽子(YOKO)